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ドキドキ ページ32

胡「あらあら、どうやらやる気出たみたいですね」

胡「どんな手を使ったんでしょうか?」

縁側で3人を見ていると包帯を持ったしのぶちゃんが近づいて来た

『んー想像に任せる』

『あ、包帯ありがとう』

胡「いえ、他に何か必要なものはありますか?」

『うんん。今は大丈夫』

『あ、やっぱり書冊借りてもいい?前言ってた』

私は思い出したようにしのぶちゃんに問いかけた

胡「それならありますよ。取ってきますね」

『あ、うんん。大丈夫。自分で取りに行くよ』

今、カナヲちゃん居るしきっと話したい事もあるだろうし…ここは私が言った方がいいよね

胡「わかりました。突き当たりの部屋にありますよ」

『うん。ありがとう』

言われた部屋に行くとズラっと書冊が並んでる

さすが…しのぶちゃん。色んな書冊があるな…

どこにあるんだろ…えっと…あ、合った

割と高い位置にあり私は腕を伸ばすが…届かない

すると後ろから気配がする

宇「ん?これか?」

私の後ろから書冊を取ろうとするタコ野郎…

任務もう終わったんだ…

てか、これはもしや…

宇「Aはちっちゃいな〜派手に高い俺に感謝しろよ?」

ってなるやつだよね(完全に風評被害)

私はそこでジャンプをしてサッと書冊を取った

『私を甘く見んな。タコ野郎…焼かれてしまえばいいのに』

宇「!!A…!」

急いでこっちに来たかと思えば私に覆い被さる

『きゃっ…!何すんの?!』

私が怒るとボトボトとタコの背中に書冊が落ちていく

えっ…?助けてくれた?

宇「いってぇ…A大丈夫か?」

いやいや、まず自分の心配を…これだからタコって言われるんだよ…馬鹿

『……別に。邪魔、退けて』

宇「はぁ?!なんか、ねぇの?もっとあるだろ?天元様かっこいいとかよ!?」

別に…タコにドキドキしてる訳じゃない…きっと、ぶつかると思ったらドキドキしてきただけだ…

決して…タコが助けてくれたからとか…そんなわけはない…

『ふざけんな、その口塞ぐぞ』

宇「お、随分熱心なお誘いだな。お前の口で俺の口ふさいでくれんのか?」

ニヤニヤしながら私を見ろしてくる。心底ムカついて

『ふざけんな。死ね』

タコを押しのけながら私は部屋を出る

そして部屋の襖の前で私は小さく呟いた

『…宇随さん。ありがとう』

耳がいいあのタコには聞こえただろうか…私は急いでその場を去った

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作者名:みゆき | 作成日時:2021年2月20日 23時

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