子供 ページ23
宇随side
8歳くらいの女の子を抱いて俺は蝶屋敷に向かった
『胡蝶!手を貸してくれ!』
〜〜〜
胡「なるほど」
胡「合同任務中、Aさんが宇随さんを庇って鬼の血を被り気づいたら子供の姿だったと…」
『あぁ…鬼は切った』
なんで血鬼術が切れてないんだよ…
胡「血鬼術の中には効果が続くものもありますからね。鬼を切ったならすぐ治りますよ」
胡「怪我もしてませんし、心配いりませんよ」
『はぁぁぁー…良かった…』
俺は安心してしゃがむ
胡「ふふっ。ほんとに心配なんですね」
『当たり前だろ』
貴「……」
胡「あら?目が覚め覚めましたか?」
『A!!大丈夫か?!』
Aはビクッと飛び跳ね俺たちから距離をとった
ん?…なにか…雰囲気が…
貴「お姉さん達だれ…?」
貴「私になんの用?」
胡「あら?」
『おいおい、まじかよ…』
すると、Aが逃げようとするのを俺は捕まえる
いくらくノ一とは、いえ柱の俺に勝てるわけがない
貴「くっ…誰…!離して…!」
宇「大丈夫だ。怪しいものじゃねぇ」
胡「宇随さん。離してあげてください」
胡「Aさん。私たちは怪しい人じゃありません。少し話をしましょう」
胡蝶の言葉に大人しくなる
貴「話…?お姉さん達はだれ?」
胡「申し訳遅れました。私は胡蝶しのぶと申します」
胡「そうですね…医者みたいな者です」
『俺は宇随天元だ!そしてお前のだん…』
旦那だ!と言おうとすると胡蝶に遮られる
胡「Aさんのお話を聞かせてもらってもいいですか?」
『何すんだよ!』
胡「今のAさんにそれを言うのはダメです」
ギャーギャー言い合いをしてると部屋のドアが開いた
善炭「「『あ』」」
善逸がAを見て固まる
これは…派手にやばいんじゃねぇか…?
善「いやぁぁぁァァァァァァ」
『うるせぇ…』
貴「?!!??!?」
善「Aさん?!なんでちっちゃくなってんの?!可愛いなぁ〜。んふふ」
炭「善逸!ちょっと落ち着け!しのぶさん、宇随さん。何があったんですか?」
〜〜〜事情説明中〜〜〜
炭「なるほど…。そんなことが…」
未だ警戒して端の方でこっちを見つめるA…そりゃそうだ…。くノ一だったらそう簡単に警戒は解けないわな…
炭「A。俺の名は竈門炭治郎だ!よろしくな」
貴「………」
炭「君は今…事情があって小さくなってるんだ。信じられないかもしれないがみんな君の仲間なんだ」
〜〜文字数〜〜
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年2月20日 23時