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たまたま ページ18

『こんにちはー』

義勇さんとの任務終わりに私は蝶屋敷によった

胡「あらあら、Aさん。どうされたんですか?」

『特に用事はないよ。任務終わりに…ついでに炭治郎達の様子見に来た』

『あ、あとこれ、みんなで食べてね』

と、お団子とキャラメルって言うお菓子を渡す

胡「あらあら、いつもご丁寧にありがとうございます。炭治郎くん達でしたら今訓練をしてるのでこちらで一緒に待ちましょ?お茶出しますよ」

『ほんと!?やったぁ〜!』

私、しのぶちゃんが出してくれるお茶大好き。すっごい美味しいんだよね

胡「最近、宇随さんとはどうなんですか?」

『早く別れたい!ねーしのぶちゃんもどうにかしてよー私、あのままタコと居たら死んじゃう』

『私も蝶屋敷に住もうかな』なんて言うと「辞めてください」ってかえってくる…つら…

胡「いいじゃないですか。宇随さん。Aさんの事が大好きなんですよ」

『いや、私は嫌いだし…。そもそもあのタコは欲張りすぎなんだよ』

胡「惚気にしか聞こえませんよ」

からかうように微笑むしのぶちゃん。やだ!可愛い…!

『しのぶちゃん!そんなんじゃないからー!』

胡「ふふっ。すみません」

『あーあ…誰か結婚してくれないかな…毎回会った時にさねみんに告白してるんだけど…私と結婚するぐらいなら義勇さんとご飯食べに行く方がマシって言われるんだよね…』

私、義勇さんに負けた…だって実弥いいじゃん?長男だからお世話してくれるし…案外優しいし…

胡「あらあら」

『他の人をにも言ったんだけど…あの、タコが居るからダメって言われた…この際義勇さんでいいから結婚して欲しい…』

ちなみに蜜璃ちゃんにも言おうと思ったらネチ柱に睨まれたから辞めといた…

胡「Aさんは宇随さんが羨ましいんじゃないですか?」

『いや、ないない。あのタコが羨ましいとか…w』

胡「だって、「何でも手に入れててー」とか「私よりも高い背がー」とか…Aさんは宇随さんが羨ましいって思ってるように見えますよ」

ダメだ…これはしのぶちゃんのからかいだ…ほんとに…イタズラ好きめ…ただのしのぶちゃんのいつもの冗談だよ…

『そんなこと…』

なのになんでこんなに動揺して…

炭「あ!Aさん!お久しぶりです!」

『お、炭治郎お疲れ様。じゃあ、しのぶちゃん。ちょっと炭治郎借りてくね』

良かった…話がそれた

胡「はい。ゆっくりしてってください」

しのぶちゃんと目が合わなかったのはきっとたまたまだ…

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作者名:みゆき | 作成日時:2021年2月20日 23時

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