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死んでから ページ16

『…心配には及ばないよ…。私はあの人に心配してもらうほどやわではない』

雛「…A。天元様はそれでも心配するのよ。Aがどんなに天元様を嫌いでもそれでもAのことが好きなのよ」

雛「もちろん、それは天元様だけじゃなくて私達もよ…。Aのことが心配だから何かあった時頼って欲しいの、話して欲しいのよ」

『……どうして?』

純粋な疑問だった。なんで心配するの…。欲しいものが手に入って…幸せに暮らして来た人に私の気持ちなんか分からない…分かるわけがないくせに…

宇「理由なんかねぇよ」

聞こえた声に私は振り向く

宇「心配だから助けたいんだ、救いたいんだよ」

宇「壊れて死んじまいそうだろ」

気を抜いたら引き込まれそうで…それに気づかれるのが嫌で私は目を逸らしながらつぶやく

『私は死んでから壊れるので安心して。タコには関係ないこと』

逃げるように私はその場を去った

〜〜〜
宇随side

死んでから壊れるか…

今にも壊れそうなくせによ…

雛「A行っちゃいましたね…」

『あぁ…それで、まきをと須磨はいつまで隠れてんだよ』

須「えぇ〜!天元様気づいてたんですかぁ〜!」

『まぁな』

忍なめんなよ。気づくわ普通

須「Aが死んだらやですぅぅ」

ま「縁起の悪いこと言うな!」

須「うわぁぁぁん」

雛「落ち着きなさい!」

よく、飽きねぇわな…w

…Aの音は正直聞こえねぇ…いや、正しく言えば聞こえずらい

静かな所でよく耳を澄まさないと聞こえないくらいだ…

あいつの音は今にも壊れそうな音に派手に優しく悲しい音がすんだよな…

雛「あの、天元様」

『ん?どうした?雛鶴?』

雛「私、Aに壊れられたら嫌です」

須「私もですぅぅ!Aには笑っていて欲しいです!」

ま「私も…Aの辛い顔は見たくないです」

『わかってる。安心しとけ。絶対笑えるようにさせる』

嫁「天元様ぁぁぁ〜(泣」

笑顔な…A…派手な笑顔を見せてくれよ

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作者名:みゆき | 作成日時:2021年2月20日 23時

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