怪盗クイーンレッドは恋をした4【名探偵コナン】【まじっく快斗】

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あれから私はホテルを借りてホテル暮らしをしてる

…そして…みなさん。私は今とてつもなく困ってる

そう、今日はクイーンの仕事があるのだ

悪徳政治の人をたまたま見つけてしまい、クイーンの面子を守るために予告状を出してしまった

…快斗が来なければいいけど…

私はクイーンの時の荷物を持ち現場に向かった

〜〜〜〜

宝石は簡単に盗め政治家も警察に突き出した

そして私は屋上に足を進めると｢クイーン！クイーン｣とコールが聞こえる

『こんばんは皆さん』

姿を見せると歓声が上がる…私は深呼吸をして口を開く

良かった…快斗は来てない…。予告状も来てない

『月が綺麗ですね』

快｢では、ずっと一緒に月を見てくれますか？｣

聞きたくなかった声でも聞きたかった声に私は振り向く

そこには白いスーツを身にまとった快斗ことキッドが立っていた

『…あら、キッドくん？こんばんは』

思いもよらないキッドの登場、キッドの発言に観客は｢キャーキャー｣と黄色い声援がする

快｢こんばんはクイーン｣

『キッドくんは何の用で…？今日は予告状出してませんよね？』

私の問に快斗は軽く微笑みながら1歩近づくので私は1歩離れた

快｢いいじゃないですか？クイーンの様子を見に来たんですよ｣

『随分面白いことをするんですね』

『仕事に私情を持ち込まないでくれます？』

快｢これは失礼。私は本気になれば何だってするんですよ？｣

快｢どんな汚い手を使ってでも貴方が欲しい｣

『…あら、今日は随分と積極的ね』

また、またからかわれてる…何しに来たの…そんな思いで泣きそうになる

快｢っ！クイー…ン｣

手を伸ばしてきた快斗の手を振り払い私は口を開く

『それ以上はダメですよ…私と貴方の関係はただの同じ怪盗ってだけ。それ以下でもそれ以上でもありません』

『…今日はお目当ての宝石じゃなかったので返しますね』

月にかざしながら私はそう呟き宝石を置いた

『では、また会いましょ？』

そう呟き私は空を飛んでいく

なんで…なんで快斗が辛そうな表情してるの…？泣きたいのはこっちなのに…

快｢どうやら私はクイーンの機嫌を損ねてしまったようですね｣

快｢レディーを怒らせてしまった。クイーンとはしっかり話合わなくてはいけませんね。私も今宵は失礼するとしましょう｣

そう言って白い鳥は飛んで行った

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