怪盗クイーンレッドは恋をした4【名探偵コナン】【まじっく快斗】

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快斗side

あれからAに避けられ続け3ヶ月近くが経った

白｢くくっ…黒羽くんも大分苦戦してるんですね｣

紅｢あら、たまにはいい事じゃない。いつも余裕をかもし出しているんだから｣

『はぁー…まじで…A不足で死にそう』

白｢黒羽くんってなかなか気持ち悪いですね｣

ひでぇ奴…あぁ゛くっそ…本気でA不足で死ぬ

白紅｢｢あ、Aさん｣｣

『え！？どこだ？！』

すぐに俯いていた顔をあげるがそこにAの姿はなく

白｢くっくっく…ww｣

紅｢ふふっ｣

『……』

〜〜〜〜

白｢…何も本気で殴ることないじゃないですか…なんで僕だけ｣

『お前が悪い』

１回でいいから話してぇ……

『ん？あ？電話？たく…こんな時に誰からだよ…』

ため息をつきながら俺は電話に出る

『もしも…』

健｢くぉおらぁぁぁぁぁ！！｣

『うぃぃ！』

声のでかさに俺は耳からスマホを遠ざける

健｢俺の可愛い可愛いAに何しとんのじゃぁあぁぁぁぁ！！｣

『Aのお兄さん？！』

健｢久しぶりにAの仕事見ようと思ってスマホで見てみたら様子がおかしかったから電話してみたらいきなり泣き出して｢私もうダメかな？｣って言うし、理由聞いてみたら｢全部私が悪いから｣なんて言って、すっげぇ枯れた声で笑うから何があったか学校に連絡してみたらずっと快斗くんのこと避けて逃げてるって気聞くし？何してくれてんだ本当によぉ！(一息)｣

すっげぇ…セコム登場…

『お、落ち着いてください…』

健｢落ち着いてられるか、このくそっ！｣

『お兄さん。これには深い事情がありまして…』

健｢お前にお兄さんと呼ばれる筋合いは無い！ふざけるな！！これ以上Aを泣かせるようだったら俺はAを引取りに行く！｣

そう言って電話が切れる…こっわ…

白｢いいんですか？Aさんと話をつけなくって｣

『そうは言ってもよぉー学校では会えねぇし、家には今いねぇみたいだしよ…話せるならちゃんと話してぇけど…』

白｢…まったく。君達は世話の焼ける人達ですね。これ、今Aさんが暮らしてるホテルです｣

そう言って俺に1枚の紙切れを渡す

白｢これ以上Aさんを傷つけるようでしたらお兄さんだけではなく僕も諦めませんからね｣

『！！…白馬！サンキュー！！』

そう白馬にお礼を言って俺はAの元へ走った

〜〜〜〜

紅｢あら…あれ渡してよかったの？｣

白｢ええ。Aさんが幸せならそれで｣

白｢最初からわかってたんです。あの二人の関係に入る隙間はないって｣

紅｢ふふっ。健気ね｣

白｢それは、お互い様でしょ？｣

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