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蝶屋敷＿＿＿
胡蝶「それにしても少し外に出るだけでこんなに咲いてしまうなんて…痛くないですか？」
「髪が生えてくることと同じだよ。痛みも何も感じない」
胡蝶「…私もいずれ藤花の病になるのでしょうか…」
「…さぁね。なんとも言えないよ、こればかりは」
胡蝶「…」
「姉の、カナエの敵をとるため。だったかな、しのぶ。」
胡蝶「背も低い…筋力もない…他にどうしろっていうんですか…。」
「しのぶ。無理して笑う必要はない。」
胡蝶「…っ…姉、さん…」
「ほら、おいで、しのぶ」
胡蝶「ｯｯ〜…」
＿＿＿＿＿＿
善逸「なぁ炭治郎なんかすごい音しないか？」
炭治郎「藤の花の匂いが濃い…」
伊之助「ｺﾞﾒﾝﾈ、ｺﾞﾒﾝﾈ、……」
ｽｯ
炭治郎「あ、、藤柱の…」
「どうだい、調子は」
炭治郎「だいぶ落ち着きました」
「そうか。それはよかったよ」
善逸「…お洒落…？」
「君は…」
善逸「あ、我妻善逸…」
「そうか。私は藤柱の藤崎茜だ」
炭治郎「あ、あの…その…どうして藤の花が、、？」
「これかい？これは藤花の病といってね。藤の花の毒を体に維持しすぎると発症する病だよ」
炭治郎「藤花の病…」
善逸「…あれ？手が戻って…」
「藤の花の香りが毒を癒やしているのだろ。鬼の毒は効果は絶大だからね」
「…そこの獅子の頭の子は？」
炭治郎「あぁ…嘴平伊之助です。いつもは威勢がいいんですが…自信を無くしたみたいで…」
伊之助「ｺﾞﾒﾝﾈ、ﾖﾜｸｯﾃ」
「…そっとしておいたほうがいいようだな…」
続く (更新停止中)
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作者名：雨宮ルカ | 作成日時：2020年9月20日 20時
