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Aside
『あれ…？』
目が覚めると朝になっていて、何故かいつもの風景が目に入ってきた。
お姉ちゃんのとこに居たはずなのに。
ぼーっとしながらそんなことを思っていると、ふと、下半身が冷たいことに気づきいっきに頭が覚醒した。
理由はあれしかないんだけど…でも、オムツしてるから平気なはず。
恐る恐る布団に手を入れて下腹部を触る。
オムツはしてる…でも、濡れてる…
なんで…
(ｶﾞﾗｶﾞﾗ
誰かが入ってきた…
看護師さんの声は聞こえないから違うみたい…誰だろ…
嘘…近づいてくる…
(ｼｬﾂ
カーテンが開くと共に咄嗟に目を閉じて寝たフリをする。
ベッドの近くに誰か来たのを気配で感じて緊張が走る。
白石「…ふふ。まだ寝てるのね。」
この優しい声は…めぐちゃんだ！
白石「あら？もしかしてA、起きてるの？」
え？！なんで分かるの？！
目、開けてないのに？！
白石「ふふっ。起きてるのね。目を開けてください。眠り姫様。」
『うぅ…なんで分かったの。』
観念して目を開けると目の前にめぐちゃんの笑顔が。
白石「だって、私が声をかけたら笑ったり眉毛が上がったり忙しかったもの。」
『むー…』
からかうような顔で行ってきたからふくれる。
白石「ごめんごめん。さ、起きてるなら体温測っちゃお？…あら？」
いつもの笑顔に戻って私の頭を撫でながら謝り、掛け布団を捲ろうとしたからつい、捲られないように押さえる。
白石「ちょっとごめんね……お着替えしよっか。」
最初は不思議そうな顔をしてたけど、すぐに笑顔に戻って腰のあたりから布団の中へ手を入れられた。
そして、あっ、という表情になってすぐに布団から手を抜いて笑顔で言ってくれた。
『ごめん…なさい…』
白石「謝らなくていいのよ？緋山先生のことで不安がいっぱいになっちゃったからよ。きっと。…えっと。ちょっとまっててね。」
咄嗟に目を伏せて謝るとめぐちゃんは優しく頭を撫でてくれて病室を出てっちゃった。
どこに行ったか分からないけど、たぶんすぐ戻ってくるだろう。と思い、めぐちゃんが出ていった方を見ながら待つ。
『…んぅ。』
だんだん濡れている所が冷えてきて気持ちが悪くなり脚を動かしてみたりしてると足音が聞こえてきた。
白石「…お待たせ。さ、お着替えしよっか。」
戻ってきためぐちゃんの手には濡らしたタオルが。
ベッドの脇にある引き出しから着替えを出して、着替えさせてくれた。
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みろ(プロフ) - グレースさん» ありがとうございます。不定期で亀更新ですが、今後ともよろしくお願いします。 (2020年2月5日 15時) (
レス) id: 9312d2e793 (このIDを非表示/違反報告)
グレース(プロフ) - いつも楽しみにしています。応援しています。 (2020年2月4日 15時) (レス) id: e700f054fe (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 真衣さん» ありがとうございます。遅くなってしまいすみません。これからもよろしくお願いします。 (2019年9月12日 14時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2019年9月12日 14時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - lm00n16arielkidさん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。かしこまりました。私なりに頑張りますのでよろしくお願いします。 (2019年9月12日 14時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろ | 作成日時：2017年11月14日 0時
