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白石先生said
Aが急に泣き叫んだ。
初めて見る光景に身体が固まってしまった。
そして、三井先生の言葉ではっと我に返るとAは呼吸が止まり意識がなかった。
慌てて救命に連絡をすると、緋山先生が出てくれた。
緋山「はい、救命です。」
『あ、緋山先生？！Aが…っ』
頭がまだ追いついていなくて、言葉が出てこない。
緋山「え？Aがどうかした？Aのことなら私に直接連絡すれ『呼吸停止で三井先生がそっちに運んでくれてるの…っ』…え？」
『だからっ、準備、お願い！』
藍沢「わかった。任せろ。」(ｶﾞﾁｬ
え？藍沢先生？
なんで急に…
いや、そんなことは今はいい。
スマホを胸ポケットにしまい、三井先生の後を追って救命に急いだ。
……
初療室に着くと、Aはベッドの上で藍沢先生に挿管をしてもらっている最中だった。
冴島さんに手術着を着せてもらい応援に入る。
藍沢「…入った。」
モニターを見ると心臓は動いていて安心した。
藍沢「…念の為、MRIで脳の状態を見る。」
『わかった。』
呼吸が止まってた時間は短いから脳へのダメージは少ないと思うけど、過信はいけないからね。
MRIを撮りに行くのは藍沢先生とフェローに任せて、初療室を見渡す。
緋山先生と三井先生が見当たらない。
冴島「緋山先生と三井先生なら、医局にいますよ。」
『ありがとう。行ってくるね。』
冴島さんにお礼を言い、初療室を後にする。
医局につき入ろうとしたが、ソファーで緋山先生がとても落ち込んでいて三井先生がなだめていたからなんとなく入りにくくて入口のドアに体重を預ける。
緋山「…やっぱり、私だと親の代わりにはならないですよね。両親を説得して日本に戻ってくるように言いたいんですけど、2人とも…特に父は本当にすごい人で…私も尊敬する人だから、世界中の人々の役に立って欲しくてそんなことは言えなくて…」
三井「…そんなことないわ。緋山はAのこと、とても気にかけていると思う。でも、日々の治療のストレスが溜まってて周りの子たちを見ていて爆発しちゃったんだわきっと。」
緋山「…ありがとうございます。でも、私は仕事柄、ずっとAの側にいてやれないしこんな性格だからきついこともつい、言っちゃうし…結局は姉ですからね。」
三井「緋山…。」
『緋山先生！』
なんか、入口で緋山先生の話しているのを聞いてたらイラついてきて勢いよく緋山先生の元へ近づいていった。
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みろ(プロフ) - グレースさん» ありがとうございます。不定期で亀更新ですが、今後ともよろしくお願いします。 (2020年2月5日 15時) (
レス) id: 9312d2e793 (このIDを非表示/違反報告)
グレース(プロフ) - いつも楽しみにしています。応援しています。 (2020年2月4日 15時) (レス) id: e700f054fe (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 真衣さん» ありがとうございます。遅くなってしまいすみません。これからもよろしくお願いします。 (2019年9月12日 14時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2019年9月12日 14時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - lm00n16arielkidさん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。かしこまりました。私なりに頑張りますのでよろしくお願いします。 (2019年9月12日 14時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろ | 作成日時：2017年11月14日 0時
