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Aside
数日後の朝
看護師「おはよー。Aちゃん、起きてー？」
『ん…おはよ…』
看護師「はい、体温計。どう？気分は。」
体温計を渡され脇に挟む。
『もーね、ちょー元気！あ…』
看護師「もう。笑。はい、もう1回。」
元気さをアピールしようと思ってガッツポーズしたら体温計が落ちちゃった。
そう。
あの熱は数日間続き、一昨日辺りからやっとご飯食べれるようになった。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
『はい、鳴ったー』
看護師「よし。平熱になりました。よかったねー。でも、今日は1日、ゆっくり過ごすこと。またぶり返しちゃうからね？」
体温計を看護師さんに渡すと、ディスプレイを見て笑顔で頭を撫でてくれた。
『はーい。』
ゆっくりかー…
熱が下がってきたころから自分の病室に戻ってずっと寝てたから部屋から出たかったんだけどなー…
救命にいって、優しかったお姉さんとお話したかったのにー…
『ねぇ、お姉ちゃんのとこ行っちゃダメ…？』
がんばって可愛くお願いをしてみる。
こうやってお願いするとたまにお願いごと通るんだよね。
看護師「さっきのお話聞いてましたかー？笑。先生の診察受けて、許可がおりたらいいよ。」
診察か…
しょうがない。
『ん。わかった。』
看護師「えらいっ。じゃあ、先生呼んできちゃうね？」
少しして先生が来た。
聴診器したりー喉見たりー、血圧はかったりー、首触られたりー、そして最後に長めの聴診器…
先生「少しまだ喉が赤いけど、熱もなかったし心音も喘鳴も大丈夫だから、お昼食べたらお姉さんの所に行っていいよ。」
『やったー！』
先生「ただし。静かに過ごすこと。お約束できる？」
『うん！できる！』
先生「んー、えらい！」
お姉ちゃんのとこ行けるって！
早くお昼にならないかなー…
先生が病室から出ていって少ししたら朝ごはん。
そして、今、朝ごはん食べて(野菜以外。)薬のんで暇。
だってさー、
ずっと何日も病室に居たんだよ？
もうすっかり元気なんだけどなー…
お姉ちゃんも来ないしー…
今日、ヘリ担当なのかな？
色んなことをベッドに座りながら考えたけど、時間が進まない！
『ちょっとだけ、いいよね？』
クロックス履いて、そーっと病室のドアを開け、周りを見る。
『よしっ、誰もいない。』
右左と念入りに廊下を見て、誰もいないことを確認すると、そーっとドアを閉め、周りに警戒しながら進む。
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まちゃ(プロフ) - この小説ほんとに面白くて大好きです！！ (2018年6月16日 6時) (
レス) id: 827384ec1a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 名取先生とかも出してほしいです (2018年2月27日 1時) (レス) id: b35bb8b960 (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 智未さん» 喜んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2017年11月2日 19時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
智未(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございます！とても、面白かったです！次のお話も楽しみです！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月2日 18時) (レス) id: c6b9284cf3 (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - レインさん» ありがとうございます。 (2017年11月2日 17時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろ | 作成日時：2017年9月7日 0時
