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白石先生side
何があったのかはわからないけど、緋山先生から連絡がありAの元へ来た。
泣いてる声してたから、なにかあったのだろうと思って急いで来たら緋山先生は居なく、Aはベッドの上で大泣きで喘息の発作がでてたから処置をした。
今は落ち着いて腕の中でウトウトしてる。
『…ねぇ。A？話したくなければ無理には聞かないけど、何かあったの？』
何かはあっただろうが、なんて聞いたらいいのかわからずこんな聞き方になってしまう。
A「…」
『話したくなったらでいいよ。』
黙っているAの頭を優しく撫で、話してくれるまで辛抱強く待つ。
A「……あの…ね…お姉ちゃん…に…酷いこと…言っちゃったの」
『そっか…』
どれ位時間がたっただろうか。
静かに抱っこしていたら、小さな声だがちゃんと話し始めてくれた。
A「いらない子…とか…生まれてこなければよかった…って…」
『うん。』
A「そしたら、お姉ちゃん…私を叩いたあとに…どっかいっちゃったの…」
『そうなの。痛かったね。どうして言っちゃったの？』
緋山先生が手を上げるなんて、そうとうショックだったのだろう。
姉ではない自分が言われてもショックを受ける言葉だものね。
Aは涙を目にいっぱい貯めながら、まだ赤みの残る自分の左の頬をさする。
何かないと、優しいAのことだからそんなことは言わないだろうから聞く。
何かあって自分が出来ることがあれば何でもやってあげたいし。
A「あのね…」
朝、見てしまったことなど、ぽつりぽつりとでもしっかりと話してくれた。
『話してくれてありがとう。辛かったね。でも、だからって言ってはいいことと悪いこと分かるよね？』
A「うん…ﾋｯｸ…」
『だから、反省してるんだよね？悪いことしたなって。』
Aの背中を撫で宥めていると、可愛い寝息が聞こえてきたからベッドへそっと下ろし、布団を掛ける。
そして、頬に伝ってる涙を指ですくいそっと病室を出る。
『さて…次は緋山先生ね……緋山先生？白石だけど。今どこ？』
スマホで緋山先生に連絡し、渋る緋山先生から居場所を問い詰めそこへ向かう。
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まちゃ(プロフ) - この小説ほんとに面白くて大好きです！！ (2018年6月16日 6時) (
レス) id: 827384ec1a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 名取先生とかも出してほしいです (2018年2月27日 1時) (レス) id: b35bb8b960 (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 智未さん» 喜んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2017年11月2日 19時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
智未(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございます！とても、面白かったです！次のお話も楽しみです！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月2日 18時) (レス) id: c6b9284cf3 (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - レインさん» ありがとうございます。 (2017年11月2日 17時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろ | 作成日時：2017年9月7日 0時
