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冴島side
緋山先生に言われた薬を用意する。
座薬…得意な人はいないけど即効性あるしね…
『…緋山先生』
サッとAちゃんに見えないようにさりげなく渡す。
緋山「ありがと。ねー、A。ちょっと横になってくれない？」
A「あっこ…」
緋山「ちょっとだけだから。ね？」
A「ん…」
緋山先生が抱っこしてるAちゃんに優しく言うと小さく頷いてる。
サポートに入ろ。
『Aちゃん、ちょっと体ごとはーちゃんのほう向いてくれる？』
Aちゃんの目線に合うようにしゃがんで言う。
まだ何されるのか分かってないからか素直に向いてくれた。
『ありがとう。』
緋山「…失礼ー。」
A「？！や！」
『ちょっと我慢ねー。』
緋山先生がゴム手袋をはめてAちゃんのズボンと下着を少し下ろす。
そこで座薬を入れることに気づいちゃったのか起き上がろうとするから、可愛そうだけど押さえる。
A「やらーーっｹﾎｹﾎ…」
緋山「元気のいい声。笑。力入れると入んないから力抜いて。」
『Aちゃん、はーちゃん見て？はーちゃんと同じく、お口からふーってしてみて？』
少しでも力を抜けるように声をかけて実践してみたけど…
緋山「じゃ、入れるね。よっ…」
A「やーー…っ」
だめか…
緋山「…ちょ…力抜いて…出てくる。」
緋山先生が薬が出てこないように頑張って押さえてる。
緋山「…よし。やっと入った。」
少し押さえてちゃんと中に入ったみたいで、手袋を外して身なりを整えてあげてる。
A「ふえぇ…」
緋山「よっ…そんなに泣くこと？」
緋山先生がAちゃんを抱き上げると涙を拭きながら聞いてる。
A「ﾋｯｸ…怖かっ…た…ﾋｯｸ…おしり…ふえ…変な感じ…ﾋｯｸ…したのぉ…ﾋｯｸ…」
『よくがんばりました。』
その横へ行き、Aちゃんの頭を撫でる。
緋山「Aー？」
A「ん…？」
Aちゃん、少しして泣き止むと目がトロンとしてきた。
『どうします？仮眠室かソファーに寝かせちゃいますか？』
病室にもどってもたぶん、緋山先生が恋しくなっちゃうだろうし、何かあってもここなら誰かしら気づくだろうし。
緋山「そうだね。A？奥の部屋のベッドとソファー、どっちで寝る？」
A「んー…」
緋山「だめだ。笑。目が届くようにソファーに寝かしちゃお。」
Aちゃん、もう夢の中で緋山先生の声は届いてるのか届いてないのか。。
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まちゃ(プロフ) - この小説ほんとに面白くて大好きです！！ (2018年6月16日 6時) (
レス) id: 827384ec1a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 名取先生とかも出してほしいです (2018年2月27日 1時) (レス) id: b35bb8b960 (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - 智未さん» 喜んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2017年11月2日 19時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
智未(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございます！とても、面白かったです！次のお話も楽しみです！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月2日 18時) (レス) id: c6b9284cf3 (このIDを非表示/違反報告)
みろ(プロフ) - レインさん» ありがとうございます。 (2017年11月2日 17時) (レス) id: 8819c6dc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろ | 作成日時：2017年9月7日 0時
