1話 ページ3
桜がひらひらまう季節
私は中学校を卒業した。
長くて短かった義務教育を終えて私はそんなに頑張ってもない部活の人から貰った花束を片手に持ちのこのこと自分の家に向かう。
そんな普通の帰り道は家の前で崩された
「好きです。キヨくん…」
あぁ、まただ
私の家前で大っ嫌いな人の告白を見るのは。
「誰かしんねーけどごめn「私の家の前で告白やめてもらえますか？？？」あ、A」
「え、あ、清川さん…え、ここはキヨくんの家でしょ？？」
「はっ？？何言ってるのこの背高のっぽの家はあのお花に囲まれてとてもメルヘンチックの家。この、モノトーンカラーの家は私の家…間違えるな迷惑」
きっと私の顔の神経は口元しか動いてなかったであろう。
「え。あ、ごめんなさい！」
そう言ってクソ背高のっぽに告白した彼女は颯爽といなくなった。
その姿を確認して私は家に入ろうとするその時私の腕はあの迷惑背高によって止められた
「おい、Aお前県立高校どこ受けたんだよ…」
「今それ？どこでもいいじゃないあんたは私立なんだから」
「いや、気になるじゃん！お前バカだから！」
ｲﾗｯ…
「県内で唯一全員が寮生活を強いられる名門『県立ひかり高等学校』だよ！ここに受かれば今日みたいな嫌な思いもしなくなるしね！！！！明日の合格発表が楽しみだよ！！！！！あははははははははは！！！！！」
「まあ、受かってなかったら俺と一緒のサッカーの強豪校『私立夢見高等学校』だろ！！そうなったらまた一緒に登校しようねAちゃーん(嫌味)」
「寝言は寝ていえクソ背高のっぽ」
これでこいつとの憎たらしい挨拶も最後だ…耐えろ清川A…
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作者名：清川 | 作成日時：2018年6月24日 22時
