# 樹くんのお気に入り (ページ8)

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# 英文ページ8

side 田中樹

菊池先生「珍しくやる気だな」

樹「英語やんなきゃ話せない」

菊池先生「は？笑」

樹「AAって小テスト何点！」

菊池先生「A？A組のAなら満点か90台」

樹「あー」

やっぱアイツ頭いいんだ(ただし美術は壊滅的だし体の問題で体育は出来ない)

ジェシー「こんなにすきになったのは樹くんが初めて。」

樹「は？」

ジェシー「Aが言ったこと」

樹「まじかお前録音とかしてない？」

ジェシー「もう1回言ってもらないなよ」

樹「結婚？」

ジェシー「誰も言ってない」

休み時間に日曜日の誘いをして…あの返事を英文で！！！！

菊池先生「授業と関係ないことを書くな」

樹「愛の手紙だから」

菊池先生「お前ほんとどうした？？」

ジェシー「恋に夢中なんです♡」

全力で手紙を書いて休み時間を迎えた

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

樹「弁当食お」

A「お弁当一緒に食べてくれんの！」

樹「おう」

周りの人「(Aくん喜んでる可愛い)」

周りの目イラッとすんなぁ。
でも体調も考慮して教室で食べるしかない

A「みんな呼ぶね！」

樹「は！？」

北斗「ドンマイ」

2分後にはいつの間にかイツメンになった俺含む7人が集合して机をくっつけて食べる

樹「あ、これ後で読んで」

A「おけ」

慎太郎「弁当」

A「はいよー」

樹「は？お前Aの弁当なの？」

慎太郎「おーそうだけど？」

樹「それはさ、なんの得積んだらいーの？」

慎太郎「幼馴染かな」

樹「無理じゃん」

何回か一緒に食べてるのに知らなかった
弁当めっちゃ美味しそうだし。

A「…弁当くらい作るよ」

樹「毎日？」

A「俺がいる日は。いない日は連絡するね」

北斗「なんて書いてあったの？」

A「多分《ありがとう、今度遊びに行こう》。」

北斗「多分？」

A「スペルが…、とりあえず都合のいい解釈することにした」

うわ、俺スペルやらかしてたか
いや待てよ。俺そんなこと書いてないわ

A「ねぇ樹くん」

樹「ん？」

A「お前は俺の。って言われるなんて俺少女漫画の主人公みたいだね」小声

樹「なんだ伝わってんじゃん」

A「みんなには言えないでしょ」

樹「その紙どうすんの？」

A「…捨てない、持ってる」

ジェシー「なにそれー！恋人かっ！笑」

慎太郎「お似合いだぞー！笑」

茶化すな！とツッコミを入れるとAは優しく笑ってた