SixTONESの太陽くん ver.6 (ページ22)

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☀️ひなじゅりページ22

side 田中樹

きょもから昨日あったことを聞いてまた精神的にきてることを教えて貰いちょっと無理して出かけることにした

樹「散歩行こっか」

『え、？』

樹「散歩」

『歩けないよ』

樹「押してくから」

メンバーには許可得てるし車椅子を用意して乗せる

樹「点滴はここで…酸素のやつってどこにつけてた？」

『そこに入れてた』

管が繋がってるから日向の様子を見つつセッティングをして出かける準備をしていく

『どこ行くの？』

樹「公園くらいかなぁ」

『ん』

樹「大丈夫？」

動悸か、やばいな
真剣に出かけられるか不安になってきた

息抜きにと思ったのにタイミングが悪かった

落ち着いた時にはもうぐったりしちゃうはずだし…どうするかな

樹「医務室あるし事務所にするか」

『ん、』

散歩は近くの事務所までに決定
事務所まで行けばこーちも居るし安心だよな

樹「どう？久しぶりの外は」

『夏、終わったんだね』

樹「おう。」

目をキラキラさせて木漏れ日を浴びて…アニメか。
めちゃくちゃ綺麗だわ、こいつ

『ｯ、』

樹「危ないよ」

立ち上がろうとするから手を貸してみたけど結局立ち上がれずに日向は体の力全てが抜けるかのようにその場に座り込んだ

樹「無理すんなよ」

『あるきたい、あるきたいよ〜泣』

樹「わかった！わかったから泣くな！」

『あるいていくの、』

樹「うん。ゆっくり行こう。」