最年長は激かわ男子。 (ページ16)

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風のささやきページ16

side you

『さっむ！！』

無事に点滴だけになったから深夜に屋上に来てみた

『やりぃ』

誰もいない※就寝時間過ぎてる

誰もいない中購買で買ったジャンプとお菓子を開ける
すごい高校生に戻ったみたいだ

ガチャ。

『あ。』

鍵閉められた説…

スマホは充電あるからいいか。
電気も消えてジャンプ読めないしとりあえずベンチに寝よう

『わぁ、』

ブログに星綺麗だよ。と上げてみる
なんかロマンチックな人になっちゃったかも。

樹「お前今どこいる」

『急に電話してこないでよ』

樹「病室じゃないから出れるんだろ？ブログどういうこと？」

『屋上にいんの』

樹「は？消灯時間過ぎてんだろ」

『あー、それがさ。親来てて逃げてきたんだよ』

あんまり家庭事情教えたくないけどこれは事実だから仕方ないよね

樹「今入口で揉めてたやばい女じゃないよな？」

『え。いま病院？』

樹「心配で飛んできたんだわ」

『鍵開けて。寒い』

樹「お前の親のおかげでバレずに入れたわありがと」

『嫌な感謝』

ガチャ

『おっ』

樹「電話要らなくなった」

『だな』

樹「ストレス溜まるのわかるわ」

『そう？』

樹「あの女はやばい」

『一応父親が離婚はしてくれてるし会わないようにもしてくれてんだけどね…』

樹「お父さんがまともで良かった」