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臓 ページ7

あれからもう二月経とうとするのに彼女はいっこうに俺を頼る気配がない。

それにイラ立った俺はとうとう彼女に水を被せ、押し飛ばした。



…あぁ、この言い方じゃ語弊がある



俺はそそのかしただけ、やってはない。
実行したのはカースト上位の女子グループ。


最初はすごい戸惑ってたくせに、今じゃ手慣れたもんだからな。

慣れと時間って怖いわ。

サムの言葉を借りると「おーこわ」だな。









ぼんやりとそんなことを考えてた俺の目が(水なのか涙なのかは知らないが)濡れた彼女の瞳とかち合った。


すると彼女はその暗い目に、光を宿したのだ。

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作者名：ぽす。 | 作成日時：2018年9月26日 0時

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