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心 ページ6
「………かわえぇなぁ」
「なんやツム、またあの子かいな」
「せやでぇ、ほんまかわええ」
「…………よう飽きひんなぁ
ツム、今までそんな執着したことなかったんやない?」
「ま、本気やなかったからな」
「今回は本気って言いたいんか?」
「そういっとるやんか」
「ほ〜…
少なくとも俺はこんな暴言クソ豚は嫌やけどなぁ
ま、世の中には物好きもいるから安心しぃや」
「こっちから願い下げじゃボケ
…ともかく俺は絶対彼女を依存させるんや」
「お〜こわぁ」
治は珍しく口角を上げて笑っていた。
「それとめっちゃ顔ゆるゆるやで
キッショ」
「ほんま殺すぞクソ野郎」
俺はいじめの主犯格。
それでいて、彼女のヒーローになる。
クサイとかキザとか、そんなことは今更どうでもいいことで。
歪みきった愛情の矛先はすでに彼女を向いているから。
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作者名:ぽす。 | 作成日時:2018年9月26日 0時