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「はよ、本郷」

「あ、はよ、あつむ」


ぎこちない笑みを浮かべた彼女に追求はしない。


しばらく彼女を見つめていたが、彼女が目を伏せたその時やっと気づいたそれを彼女の机から取り上げる。



俺はこみ上げる感情を抑えるのに必死だった。




「誰や、こんなことしたやつ」


花瓶を逆さにして俺は花を踏みにじる。

誰も名乗り出るやつはいない。
まぁ、そりゃそうか


「…知っとるけどな」



だってそれやったの、俺やもん。

た→←ゃ



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作者名:ぽす。 | 作成日時:2018年9月26日 0時

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