じゅうよん ページ16
健菜「ちょっ、と何すんの?離して！」
急に知らない男の人に腕を掴まれた…
その後は何も覚えてない。
気がつくと私は倉庫に閉じ込められていた。
えみり「ご苦労様。次に何かあったら協力してね♡」
その側で見ていたマリ。
マリ「あ〜大変な事になっちゃった! 」
詩織「ちょっと、大変な事って何？」
急に隣に詩織がいて驚くマリ。
マリ「うわぁ、びっくりした!詩織ちゃん？」
詩織「ねぇ、何かあったの？」
マリ「お姉ちゃんが…大変な事に巻き込まれたみたい」
詩織「だから、その大変な事って何なのよ! 」
マリ「どうしよう! けど、どうする事もできないよぉ〜」
詩織「落ち着いて！こうなったらえみりに直接聞きに行こう!」
マリ「えっ?詩織ちゃん、本気で言ってんの?」
詩織「当たり前じゃない! ほら、行くよ!」
詩織に手を引かれえみりの方へ連れて行かれるマリ。
詩織「ちょっと、あなた健菜に何したの？」
詩織ちゃん、さすが！強い！
えみり「は？そんなの簡単に教えるわけないじゃない!」
詩織「じゃあ、どうしたら教えてくれる？」
えみり「何言ってんの?」
詩織「教えてくれるまでずっとしつこく聞くよ？」
えみり「しつこく聞かれても言うわけないじゃない!」
そう言ってえみりはその場を立ち去って行った。
詩織「もぉ〜何なの⁉あの女。」
マリ「詩織ちゃん、お口が悪いよ?」
詩織「だって、健菜に何かあったら…私｡ﾟﾟ(*´□`*｡)°ﾟ。」
マリ「詩織ちゃん…」
健菜side
漫画だったらここで王子様が来て助けてくれるのに…
現実的にそんな事ないよね?
あ〜でもでも期待しちゃうよねぇ〜。
「先輩、そこで何してるんですか?」
この声は…あれ?
もしかして、廉くん?
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作者名：ゆきえ | 作成日時：2018年5月28日 8時
