好きすぎて (ページ2)

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いちページ2

誰だって一度は思う事。

いつかきっと王子様は現れる。

詩織「健菜?何してんの？おいてくよ?」

健菜「ごめん!待って!これで(๑•̀ㅂ•́)و✧よしっ」

詩織「ってかさ、いつも思うけど何でそのマンガ持ってんの?」

健菜「これは、私にとって大事なお守りみたいなものなの!」

私、中島健菜は1人っ子ゆえに少女マンガに出てくる王子様に夢見てきて育った女子大生です。

詩織「お守り…ね。で、お守りの効果は？」

健菜「まだだけど…絶対に王子様はいる!!」

詩織「言っておくけど、私たちもう大学生だよ?わかってる?」

健菜「わかってるわよ! でも…少しくらい夢みたっていいじゃない?」

二人でいつものように話してると…

ドンっと誰かにぶつかった。

健菜「ごめんなさい!!」

「こっちこそごめん! 大丈夫?ケガはない?」

ほら、言ったじゃん! これが王子様でしょ?

健菜「あっ、大丈夫です。失礼します!」

私はあわててお辞儀をしてその場を立ち去った。

詩織「ねぇ、さっきの人って…」

健菜「何？詩織、あの人知ってるの⁉」

詩織「菊池風磨くん！私たちとは学部違うけど有名な子だよ?」

健菜「へぇ～(///□///;)そうなんだ。」

詩織「どうしたの?あっ、もしかして一目惚れしちゃったとか?」

健菜「(///□///;)そんなんじゃないてば! 」

詩織「健菜って昔からわかりやすいよね(´,,•ω•,,)♡」

健菜「もう、からかわないで(///□///;)」

ここからだんだん彼の事が気になって仕方ない。

ねぇ?私はあなたのお姫様になれるかな?

なんてね。