憧れの先輩 ページ1
私の憧れの先輩
中島健人
でも、私の名前も中島健子で同じ名字だけど全然兄妹でもなんでもない。
まさか憧れの先輩とこんな事になるなんて…
先輩のサッカーの試合をいつもの様にお気に入りのオペラグラスで鑑賞する。
あぁなんてこんなにカッコいいんだろ♡
この日私のお家では私の16歳の誕生日
パパ「健子お誕生日おめでとう!さっそくだけど、お見合いしてほしいんだ」
健子｢えっ?待って、私まだ高校生よ?｣
とパパからお見合い相手の写真を見せられた。
えっ?これって先輩じゃない?
どうして!?
気になってパパに聞いてみた。
健子｢これって、うちの学校の先輩だよね?｣
パパ「もしかして知り合いなのか?だったら話が早い。｣
と、いうことで私と先輩とお見合いする事になり…
健人「中島健人です。よろしくね。」
健子「こちらこそよろしくお願いします!」
パパ「あとは2人っきりで話してくれるかな?」
健子「ちょっと、待って〜パパ」
あ、行っちゃった。
健人「どぉ?憧れの先輩と結婚できるのは」
健子「確かに、好きだけどこんな事になるなんて夢みたいだよ?でもこんな簡単でいいの?」
健人「まぁ、はっきり言って顔目当てかなって思ってたけど今の言葉聞いたらそうでもないかな?」
健子「どういう事ですか?」
健人「俺ね、顔で選ぶ様な女嫌いなんだよ。」
あぁ、憧れの先輩からかなり辛辣な言葉が…
確かに、私は最初顔で好きになったけど…
健子「何か嫌な思い出でもあるとか?」
健人「それは、これから徐々に話すよ。」
これから私どうなるの!?
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作者名：ゆきえ | 作成日時：2017年11月19日 1時
