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case.57 ページ10

暫くして、聴き込みに出ていた高木と千葉、防犯カメラのチェックをしていた佐藤が戻ってきた。



被害者の家は倒れていた公園から半径1km圏内。
倒れていた公園はランニングコースの終点らしく、ここでいつもストレッチをした後に帰宅するらしい。


しかし、現場となった公園は早朝ということもあって人通りが少なく、目撃者探しが難航していた。



防犯カメラをチェックしていた佐藤によると、確かに毎日一定時間大尉がこの付近を歩いていた。
だが、被害者が倒れていた茂みは死角になっており、犯行の瞬間を捉えておらず。同じ時間帯もしくは推定時刻までの間に出入りしていた人間が被害者含め5名。




「うむ…取り敢えずこの時間帯に出入りしていた人間をしらみ潰しに当たるしか…」



「あれれ〜?おっかしいぞ〜?」



突如、現場検証をしていたコナンが声を上げた。



「この人、ジャージではあるけど、ランニングに出たにしては装備が軽すぎじゃない?普通もうちょっと飲み物とかタオルとか用意していると思うんだけど…………ねっ!平次にーちゃん!」



「せやなぁ…。それに、抵抗した跡が全くあらへん。顔見知りに呼び出された可能性が高いんとちゃうか?」



「だったら携帯がないと相手と連絡取れないね。Aさんみたいに壊していて持ち歩いていなかったのならともかく、待ち合わせに連絡手段がないのはちょっと不便じゃない?」


「おい、君」



コナンと平次の言葉を聞いて、目暮は近くにいた鑑識に声を掛けた。


「ガイシャの所持品に携帯はあったか?」


「いいえ。でも財布は一応ありましたし、ガイシャの家から携帯は出ています。」



「2台持ちなんじゃないかなぁ。Aさんみたいに仕事用とプライベート用に分けているとか。」



「だとすると…ガイシャの携帯は盗まれた可能性が高いわね…GPSで特定出来るんじゃないかしら?」



『その携帯なら、既に水没している可能性がありますね〜。』



コナン達のやりとりに聞き耳を立てつつ、パソコンを弄っていたAが静かに声を上げた。

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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q2n3qbzuWwYqZsD(プロフ) - 続き見てぇー (2022年8月5日 19時) (レス) @page22 id: c07b904298 (このIDを非表示/違反報告)
咲空(プロフ) - 氷月さん» ガイシャも被害者も同じ意味ですよ (2020年4月26日 23時) (レス) id: aaa3736e7c (このIDを非表示/違反報告)
氷月 - ガイシャではなく被害者ではないですか? (2020年4月15日 1時) (レス) id: acb67715b0 (このIDを非表示/違反報告)
椎名桃乃 - 夢主ちゃん可愛いです…!タイプです!w応援してます、頑張ってください! (2019年5月23日 16時) (レス) id: 87ecca1cfc (このIDを非表示/違反報告)
キリト - 赤井さんの名前を出した時の反応可愛い!続き読みたいです! (2019年5月2日 0時) (レス) id: 589d334356 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲空 | 作成日時:2019年2月11日 16時

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