第2話 ページ2
「じゃあ、Aにこの家の紹介するね」
「はい」
「この2階がみんなの部屋ね。Aの部屋は、廊下の右側の奥ね。横は萩ちゃんで、前が俺だから、分からないことはなんでも聞いてね」
「はい!」
安井さんは優しいな。
「俺の事は、やっすーとか謙太郎って呼んで」
「あの、謙ちゃんでもいいですか?」
「もちろん!あと、タメ語希望」
「りょーかいです。」
「じゃあ、荷物は運んであるから整理してきな。」
「はい。」
「終わったら、買い物に行こう。」
「はい!」
ほんと、謙ちゃんは優しい
荷物整理が終わって一回に降りた。
「あのー、、、」
「あ、荷物整理終わった?」
「はい」
「じゃあ、行こっか?」
「どこに行くの?」
「Aの物品調達。萩ちゃんも行く?」
「うん、行く」
車は謙ちゃんが運転して、助手席に萩谷くん、後ろに私が乗った。
「Aー、俺のことも萩ちゃんとか名前で良いから」
「わ、わかった」
着いたのは、ホームセンター。
「じゃあ、マグとかお皿類とりあえず買おっか。」
「はーい」
「俺らはメンバーカラーにしてるけど、Aはどうする?」
「Aも色でいいんじゃない?かぶらない色で」
「そーなると、水色か黄緑とかじゃない?」
「水色はながつが結構持ってるよ」
「萩ちゃんは緑ばっかりだよね?」
「うん」
「じゃあ、黄緑でいこっか」
と、どんどん謙ちゃんと萩ちゃんで決まっていった
「俺らが決めちゃったけど大丈夫だった?」
「うん!大丈夫だよ、萩ちゃん」
「あ、部屋の中は何色でもOKだから」
「うん(笑)」
「2人とも何してんの?早く行くよ!」
と、謙ちゃんに怒られた(笑)
「A、何か足りなかったものない?」
「あ、カラーボックス一つ欲しい」
「じゃあ、見に行こうか」
「はい!」
買い物を済ませて、帰ると萩ちゃんがお茶を入れてくれた
「萩ちゃん、ありがと」
「うん」
みんなのマグと並んでるのを見ると、仲間になれた感じで嬉しかった
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作者名:萩山珠(はぎやまたま) | 作成日時:2018年8月14日 12時