BNo.42の地球記録-round2-【軍パロ】 (ページ22)

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電子信号09:半AI ページ22

Aが城での生活に慣れてきた頃、しんぺい神は長期休暇から復帰し、軍医室で彼女と対面した。

sn「俺はここの軍医をしてるしんぺい神、君のことはグルッペンから聞いてるよ。よろしくね」

「Aです。よろしくお願いします」

しんぺい神は手を差し出しAはそれを握って握手した。

彼女の付き添いとしてついてきたロボロはしんぺい神に大体の説明をしたあと「Aの体の一部はぺ神が診てやってや」と言うと、彼は「りょうかーい」と返事をする。

sn「じゃあ早速だけど、Aちゃんの体について詳しく話を聞かせてくれるかな？」

しんぺい神はそう言って紙とペンを準備して言うと、Aは頷いた。

「わかりやすいようにホログラムモニターを使って説明します」

彼女はHMを開くと、しんぺい神は「ほー」と興味深そうに声を出す。Aは自分自身の体について話を始める前にこう言った。

「まず私の話をする前に、半AIについて知ってほしいのでそこからお話しさせていただきます」

と言うと、軍医室のダクトから「待ってや」とゾムの声が聞こえた。彼はダクトから出てきて彼女と向き合う。

zm「その話は俺たちも知るべきなんちゃうか？」

ゾムはそう言ってインカムを指差すと、Aは「知りたいの？」と質問で返す。

ゾムは「俺だけじゃないで。みんな知りたがっとる」と言ったあと、インカム越しでガヤガヤしている幹部たちに「ちょっと、うるさいわ！」と叫んだ。

「いいよ。じゃあ全員に繋げるね」

彼女はそう言って全員にモニター画面を共有した。