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丸山side






先生ともっかい顔合わせて、話したい。






ほんでこの気持ちがなんなのかはっきり

させたいんやけど。






まだ整わへんから先生とはちあわせになら

んように頑張って。




蝉の声がやけに耳につく季節になった。









「たつ〜」



「ん?どした安。」



「今日の夜いける?」



「おん、前言ってた店行く?」



「行きたい!!」







先生の声は人1倍高いから、

避けるのは簡単。話してればね。



ーーーーーーーーー






「隆平、動き変。」




「A静かにして!!」




「なんで」




「ええから!!」






保健室で見た時は座っててわからん

かったけど、

先生はちっちゃい。




いつ、どこから現れるか…廊下は要注意

なんや!!








「ッ!!ちょ。こっちきて!!」






Aに引っ張られて柱の影に。




「どうした「しッ!」」









「おくら〜」



「おが1個たりひんよ。」








はっはーん、大倉先生やな笑







スマホみてにやにやしとる事多くなったし、




連絡先でも交換したんとちゃう?





いや、でもAないす。
安田先生から隠れられたし…







「なぁおくら〜」






「やすすって呼ぶぞ」





「それはやめてや。」









だんだん近づいてくる声。




これは、目の前を先生らが通ばパターン?





Aはちゃっかり俺の後ろに隠れとるし。







やはいやばいやばいやばい。






この状況やと、俺が1人で柱に隠れとる

みたいになるやん。

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作者名:大倉 林檎 | 作成日時:2017年4月23日 18時

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