35望 ページ36
ア「はぇー空気ええわぁーー」
密室にて真っ暗のなかブルーライトだけが灯るなんてことは普段がそうだから息を吸って吐くのと同じぐらい気になったことはない。
が、船の上となればその状況に妙な揺れがあると内蔵が浮上した感覚が襲ってくる。それで気分が悪くなって酔いだしていた
ア「(煙草吸おかな…や、やめとこ)」
もし出くわした際めんどいしな
あ、やべフラグ立ててしもた。
ア「にしてもほんま人通りあらへんな」
ここはスイートルームがある最上階。
スイート専用エレベーターに乗らないと一般客は当然来れるはずもないから居なくても不自然ではない、が。
ア「(おったよな、他の乗客。スイートが2組)」
チラと他の2部屋がある通路を見やるけども、やはり通路には出て来ていない。
反対側か?と耳を潜める
それでも足音、ましてや人の呼吸音すら聞こえない。
他の階、もしくは甲板に?
だとしても1人や2人出ていても可笑しくはない。
そこまで考えたとこで1つの考えが浮かんだ
ア「いやぁ、まさかな〜〜。頼む、それだけは堪忍やぁ」
お願いのポーズを数秒とったあと深く息を吐いて手摺に縋る
ふと視界の端に人影が映りそちらを見やると3人の人がいた
中央の1人はお偉いさんらしく黒のタキシードで片手にシックな杖を持っている。
サイドの2人のうち右は秘書のようで堅苦しい印象の女性。
左は…部下か?えらいペコペコしたおっさんだった
ア「(ここおるっちゅーことはスイートなんやな)」
いやまさか被害の第一がアンタらなんて笑わさんでな?頼むからまじで。
俺ら目立ちとうないねん。
-「キミ、ここはスイートルームだ。迷子か?」
3人から目を離して海を眺めていると横から声がかかった
まさか……と思って横を見るとさっき視界に映ったお偉いさん方
まぁじか〜〜〜〜
久々やなぁ〜〜〜〜
ア「知ってんで?僕もスイートルーム・パッション号室やもん」
-「パッション号室…1番上等な部屋だ。キミのパパとママは凄い方なんだね」
おおん??誰が坊っちゃんやオッサン
成人済みや4年前に成人式出てんねんぞ!!
あかん、このオッサンめっちゃ腹立つ
甲板いこ、甲板
ア「まぁアンタの収益は知らんけど全員朽ち果てることを知らん世界に称される強者ばっかや、敵に回さんのがええで〜」
スイッと横切る
-「ダイニングに居たグルッペン・フューラーの仲間だったか。流石イカれ腐ったドブ鼠の部下はしつけがなってないな」
立ち止まって笑顔で振り返る
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チエ(プロフ) - 更新楽しみにしています。頑張ってください。あと絶対rいますよね (2021年3月29日 12時) (レス) id: 3a42f027ee (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 更新楽しみにしてます! (2021年2月17日 22時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 黄色いウサギ.............《黄色いウサギ!?》 (2020年7月8日 16時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
魚京(プロフ) - セエレさん» フフフ…お楽しみに…(^0^* (2020年7月4日 21時) (レス) id: bb180df1bf (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 黄色いウサギのつなぎに赤色のマフラー、青霧…ハァッ(゜o゜;……まさか…r((( (2020年7月4日 21時) (レス) id: 98338dbd63 (このIDを非表示/違反報告)
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