【d!】死神と冥府使者ってやつ？【名探偵コナン】

16嶋 ページ17

ロ『右、左、そこ4人、ナイスー？
突き当たり部屋のダクト入って待機』

ロボロの声がよく耳に届く
無事ロボロへ監視カメラの映像を共有
し終え目標に各自近付く

まだ消灯されてない博物館は
動き回るのには少しやりづらい


ア「ふぅ…‪…にしてもこの博物館広いな」

目標は死神くんと行動を共にしている
らしい、ロボロがそう言ってた

今回、目標の首を狙うのは
ゾムさんとコネさん

シャオさんと僕でカバー兼フォロー

先輩は警備員に紛れている

[任務のときは新人らしく＜さん＞付け]
[大先生のおらんとき先輩呼びする
ちゃんとしたええこ]


鬱『そろそろ時間や、来るで消灯』
ロ『目標が場を外れた。繰り返す、
目標が場を外れた！ゾム、コネさん！』

2つ立て続けに回線へ通信がはいる
ええタイミングに場を離れてくれるやん？

──罠

ふと頭にその言葉が浮かんだが
まさかなと思い考えるのを辞め、
ダクトの中を静かに走る

ガタン

来た、消灯！！
辿り着いたダクトの蓋を開けようとして
手を止めた

宝石があるのはもう1つ上の階のホール

我々が居るのはその下の階のホール

暗いホールの中央で立ち止まった目標
目掛けて目をギラつかせたゾムさんが
ナイフ片手に低い姿勢で一気に距離を
詰める

首に届くというとこで目標が振り返った

冥狂不脅天「「「「「！？！！」」」」」

素早くゾムさんごとコネさんが
跳ね飛ばした

その先に居たシャオさんが音を立てない
ようにサッとゾムさんを支え受け止めた

目標は、目標じゃない
顔が違う


別人__!!!


鬱『お前らどこにおんねん！！！
目標はこっちや！！不味いことになって
しまった！！奴は屋上へ向かってる！』

シャ「(いつの間に…！！？)」

コ「(ロボロの目を掻い潜ったんやな…！！)」

ゾ「(くそっ間に合わへん！！)」

ロ『アジャ！！そのままダクトの中を
3時の方向へ向かって外に出るんや！
壁と窓枠を使って屋上へ！！
絶対に！顔を見られんようにな！！』

ア「了解」

ロボロに指示された通りに
3時の方向へ向かう

確かキッドを照らすために待ち構えた
ライトは…この方向…！？
ライトも人の目も掻い潜って屋上、

ア「ﾁｯ…なんでこがな事になってんねん…！」

17嶋→←15鬱

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す