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茜「うん、ちょっとね…」
そう言うと茜は少し下を向いた
明らかに様子がおかしい…
絶対何かある!
唯斗「茜!お前絶対なんかあっただろ!!」
俺はこの前より少し強めに言った…
すると茜は観念したかのように
茜「………ゆいくんにはやっぱりお見通しなんだけね…」
そして、茜は少しの沈黙の後ゆっくりと話し始めた
茜「僕ね。現代の小さい時に、泣き虫とかっていじめられて、それで今はこんな感じに変わろうとしてるんだけど…学校でも家でもみんなの前でも…でもやっぱり、疲れちゃう時があって、本当の僕はこんな完璧じゃないから。みんなの前でも、昔の事があって、いつか嫌われるんじゃないかってさ…」
そう言うと茜は苦笑いをうかべた
俺は、もしかして忘れていた事に怒っているのでは?と思っていたので、意外な応えがかえってきた
唯斗「なんだよ!そういう事かよ。いいじゃん別に完璧じゃなくても、てかお前江戸の時はそんな感じだったじゃん!俺は、別にどんな茜でも友達は友達だから!みんなもそう思ってるよ」
そして、俺は少しニコッと笑った
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はをん(プロフ) - ふらわぁさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2020年5月7日 21時) (レス) id: 71190d15d6 (このIDを非表示/違反報告)
はをん(プロフ) - リリーさん» ありがとうございます!頑張って書いていこうと思います! (2020年5月7日 21時) (レス) id: 71190d15d6 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - あ、良き (2020年5月6日 9時) (レス) id: c8960b9471 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - 面白いです続き気になります! (2020年5月5日 15時) (レス) id: b73b766a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はをん | 作成日時:2020年5月5日 15時