episode5 ページ5
今週の火曜日はテスト期間に被りましたので繰り上げ更新です。
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｢……私の顔、何かついていますか？｣
｢い、いえ、特に！｣
えっ、ついてるのは整ったお顔のパーツだけです！
……私ジロジロ見過ぎたか…？
でもさ、だって見るしかないじゃないか！
かっこいいんだもん！
そのなっがいまつ毛に
いい感じに光受けてキラっと輝くおめめ！
まず目の周辺のパーツが素敵すぎでしょ？
で！
高い鼻。
それに日焼けしてない白い肌。
てか髪の毛サラッサラ、近くで見るとほんと凄いな。
やばすぎない？？？
｢ほんとですか？｣
｢大丈夫ですよ？｣
例え、ゴミとか付いててもかっこいいですから！
付いてないけども。
｢…あんまり…見ないでください。女性慣れしてないものですから…。｣
｢し、失礼しました。｣
そんな！いや、そんな気はしていましたけど。
言い方がウブだ！
彼女居ないらしいし特別社交的でも無いと噂に聞いていたが、そういう反応されてしまうのか。
多分これじゃ、友達になってくださいみたいなこと言っても振られるな。
いや、友達になるのを振られるってかなりキツイな。
なんかもうそれ、クラスでハブられてる小学生じゃん。
いやもはや、既に友達じゃない？
前向きに考えよう。
隣で本について話してくれてる。
ほら！もう友達じゃない？！
友達同士で片方は自然に敬語を話していてもう片方はガッチガチに緊張仕切った敬語。
親しくない友人ってレベル……。
｢まず、ここまで大丈夫ですか？｣
私が色々意味の無いこと考えている間にエーミールは内容を一区切り分、その素敵な声で私に聞こえるように音読してくれていた。
しまった、聞き逃した。
私に対して読み聞かせしてくれていたのに！
あ、いや、あと、内容も聞き逃した！
｢すみません、よく分からなかったです。｣
｢ではもう一度、今度は一緒に読んでみましょう。声に出せば自然と内容は頭に入ってきますよ。｣
そう言ってエーミールは己の椅子をギギッと床に引きずり本の文字が私に見えるくらいまで近付いた。
かといえ、目の悪いエーミール基準なのでかなり近い。
相手の吐息くらい聞こえちゃうんじゃないかってくらいなのだが。
残念…、いや、普通に聞こえなかった。
別に残念とは思っていない。
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次回更新日は3月5日です。
続く (更新停止中)
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深夜テンションGirl(プロフ) - 日向マジ神さん» ありがとうございます。お気に召して貰えて嬉しいです！ (2019年2月23日 21時) (
レス) id: 2036bf2a01 (このIDを非表示/違反報告)
日向マジ神(プロフ) - エミさんの小説だったので見に来ました。個人的に好きなので、お気に入りしました。更新楽しみにしています。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: a013c0197b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深夜テンションGirl | 作成日時：2019年2月18日 22時
