兄弟 ページ6
じいちゃんの海軍船は平和そうな風車の回る島に着いたみたいだ
本意ではないけど島の外を知れるのはやっぱり嬉しい
ガ「まあまずは村長とマキノに挨拶じゃな。孫とはそのあとじゃ」
「はーい」
じいちゃんに連れられて小さな酒場にはいった
ガ「おーいマキノ！！」
マ「ガープさん！お久しぶりですね！あら、どうしたんですかその子？かわいい！」
ガ「わしの孫にした！！」
孫にしたってなんか文が変な気が…
マ「またですか？笑ルフィたちも兄妹が増えて嬉しいわね。こんにちは、マキノです。お名前は？」
マキノさん優しいしかわいい
「Aです！よろしくお願いしますマキノさん！」
マ「うん！よろしくね！」
もうここに住みたい
ガ「村長はどこいる？」
マ「そうですねー、もうすぐ来ると思いますよ」
___カラン、カラン
マ「あ、ほら、来ましたよ」
ガ「おお村長！わしの孫じゃ！」
いいのかそんなに適当で
村「孫ぉ！？また増えたのか！」
増えることが日常なんですねよくわかりました
「Aといいます、よろしくお願いします！」
村「…ルフィたちと違ってちゃんとしとるなあ
わしはこのフーシャ村の村長じゃ！よろしくな」
ガ「よし！それじゃあわしの孫に会いに行くぞ！」
村「はやくないか！？もう少し休んでいけばよいものを」
ガ「わしの孫じゃぞ！わしは早く会いたい！」
じいちゃんの孫バカが発揮されてる…
あんまり疲れてないし、
「私も早く会いたい！」
ガ「おお！じゃろ！よし行くぞ！」
んー、ノリノリのじいちゃんに連れられてなんか森の奥に進んでくんだけど大丈夫かな
すっごい獣の気配がするんだけど…
ガ「ここじゃ！ダダン！ダダン！！」
ダ「なんだようるっさいねえ、ガープ！なんだいそのガキ、まさかまた孫だとか言うんじゃ無いだろうねえ」
ガ「わしの孫じゃ！預かれ！」
ダ「話聞いてたかよ！もうあの二人でたくさんなんだよ！無理だって！」
ガ「おおルフィ！！エース！」
ダ「話聞けよ！」
ル「じいちゃん！と、誰だお前？」
エ「じじい…」
ガ「わしの孫でお前らの妹じゃ！お前ら仲良くせい！」
ル、エ「妹ぉ！？」
うん、急な話すぎますよね
じいちゃんだからなれてきたけど
ダダンさんも申し訳ない
「あの、Aといいます。よろしく」
ガ「そうじゃ！じゃああとは頼んだぞ！じゃあなA！」
「あ、うんばいばい！」
……嵐みたいな人だな
とりあえず、私はここで暮らすことになった
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あずきいろ
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作者名：忘れ雪 | 作成日時：2018年2月23日 22時
