海賊の妹は正義を掲げた (ページ17)

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生死ページ17

ドグラ「何言ってんだエースおミー！！そいつはヤミとけ！！ブルージャムのヤバさはハッタリじゃニーぞ！！子供が粋がっていいレベルじゃニーんだよ！！」

ル「お…！おれも」

「だめだよルフィ！！！エースも！」

ここで取り残したら帰れる保証がない

ダ「お前らルフィとA連れて先に行ってな。エースはあたしが………！！責任持って連れて帰る！！！」

山賊「お頭……！」

ダ「行け！！！！」

だめだ残したら！
絶対後悔する

「離して！だめだって！何で置いてくの！！」

私は必死に抵抗した
山賊達数人に抑えられる

山賊「お頭がああ言ったんだ！いいから行くぞ！」

嫌だ、もう誰も失いたくない

「ダダンさん！！エース！」

そんな思いむなしく、二人は炎の海に見えなくなっていった

_____________エース、そしてダダンは
燃え盛る"不確かな物の終着駅"から帰っては来なかった_______

「ルフィ！そんな体でどこ行くつもり？」

ル「エースとダダンを探しに行く……！！」

「無茶言わないでよ！傷が深いし、今行ったらきっと殺される。探したいのは分かるけど………
ルフィまで居なくならないで。」

もう失うのは、嫌だ

ル「エースに会いたい……！きっとサボも心配してる……！！」

「エースもダダンさんも強い。今ドグラが街を見に行ってくれてる、きっと大丈夫だよルフィ」

言いながら、自分に言い聞かせていた
二人ならきっと…

_______山賊「おい！！みんな！！二人が帰ってきたぞ！！！」

ル「エース！！」
「ダダンさんも！」

山「よかったー！！二人とも無事だったんだなァー！！」

ル「エーズゥ～！！！！」

ルフィがエースに抱きつく

エ「ルフィお前…おれが死んだと思ったのか？」

ル「だっで……………！！」

エースがルフィを容赦なく殴る

エ「何泣いてんだよ！！人を勝手に殺すなバカ！！」

ちなみに私も泣きそうだ
泣いたら殴られるから泣かないけど

「エース、無事で、ほんとに、よかった…！」

我慢したけど涙声になる

エ「なんだよ！お前まで泣くのか！？」

「まだ泣いてないし！！うるさいな、心配したんだよ……」

エ「………」

あ、これ殴られるやつ？
私は衝撃に備えて目を瞑る

……………て、……撫でられて…

「え？」

エ「…わるい」

ダ「エースおめえ妹には甘ぇのな」

エ「うるっせえんだよダダン！！！」

うん、元気そうで何より

「ところであのあとどうなったの？」

エ「復活早ぇなお前。あの後は…」

(文字数！！)