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紅音色。158 ページ5
まあそんなこともありつつ、時期はやがて8月中旬へ。
久々に外出できる日...基、暮らすのが苦ではなくなった家を離れる日が来た。
既に荷物は寮に送られているから、持っていくものは本当に少し。
軽いバッグを肩にかけて、玄関に立つ兄さんやお手伝いさんたちを振り返った。
『...それじゃあ、行ってきます』
「ああ、行ってこい。俺たちはちゃんと、此処で待ってるから。休みの日くらいは帰ってこいよ？」
『うん』
「お嬢様、頑張ってくださいまし」
『ありがとう、椿さん。皆もお元気で』
最後に笑って、家の門をくぐった。
門の近くには、空気を読んだのか待ってくれていた焦凍の姿。
『おはよう、焦凍』
「...おはよう、A。それじゃあ行くか」
『うん！』
微かに微笑んで、手を差し出してくれた焦凍の手をとって、2人並んで歩き出した。
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鈴木美妃(プロフ) - しろくろさん» ありがとうございます。 (2018年8月23日 17時) (
レス) id: 07de0b9a74 (このIDを非表示/違反報告)
しろくろ(プロフ) - 鈴木美妃さん» ありがとうございますm(_ _)mフォロリク送らせていただきました (2018年8月23日 17時) (レス) id: 74fdc85b3f (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - Twitterフォローしました。 (2018年8月23日 17時) (レス) id: 07de0b9a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろくろ | 作成日時：2018年5月29日 21時
