あかねいろ。26 ページ27
「隣のB組のモンだけどよぉ！敵と戦ったからっつうから話聞こうと思ったんだがエラく調子づいちゃってんなオイ！」
『うっわ』
めっちゃ怒ってらっしゃるけど当たり前すぎてぐうの音も出ない。
ドン引きしていると、いつの間にか近づいてきていた響香ちゃんが声をかけてくれた。
「あ、A迎え来てもらっちゃってごめん、なかなか出れなくて...」
『う、ううん！大丈夫だよ。うん。大丈夫大丈夫...』
「全然大丈夫じゃなさそうだね」
アンタ人混み嫌いだもんね...こっちおいで
そう言ってくれた響香ちゃんのお言葉に甘えて、A組の教室の中に入る。
た、助かった...いやほんと人混み嫌いなんですマジで。
「オイ、あんたもこいつらと同る...」
ひいいい巻き込みはごめんだよ爆豪さんのばかああああああああ！！
そう思いながら後ろを向くと、私に向けてそう言ったらしい銀髪の人の動きが止まった。
『あ、あの』
「悪い。あんたは違うな」
『えっえっあの』
なんでそっぽを向くんですか私何もしてないですよ！？
あっそっか私がサポート科だと気づいて「ありそうだけど違うと思うよ。A、あんた鈍感すぎ」
き、響香ちゃん...どゆこと...？
「悪いけどこの子はあげないから」
「ああ？」
『な、なんで二人とも怒ってるの...？あげないって何？私ものじゃないよ響香ちゃん...』
「うん、知ってる」
『じゃあ何故に』
あげるあげないの話になったの？と言おうとしたところで、後ろからぐいっと腕を引かれた。
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しろくろ(プロフ) - 雛菊さん» あうう温かいコメントありがとうございます(´；ω；`)更新頑張ります…！！！ (2018年1月23日 14時) (
レス) id: 7151ac0448 (このIDを非表示/違反報告)
雛菊(プロフ) - とても読みやすくて、素敵な内容だと思います！これからの展開に期待大！です！更新楽しみに待ってます。 (2018年1月23日 14時) (レス) id: bce29b35fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろくろ | 作成日時：2018年1月23日 14時
