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竜胆｢付き合わねぇよ｣
そう言いながら、私の手を取って歩き出す
A「竜胆、なんでいつも手を繋ぐの？」
竜胆「Aはこーして繋いどかねぇと、
すーぐどっか行っちまうからな」
そんなことないと思うけど、なんて話してると
もう片方は蘭の大きな手に包まれた
蘭｢へぇー？りんどー、オマエも変わったなぁ…｣
竜胆｢兄貴だって最近珍しく遊んでないじゃん｣
弟をからかって遊んでる兄を横目に
あの呆れたような竜胆の顔
2人の後ろ姿が
" 悲しい事も辛い事も俺が全部受け止めるから
A、オマエは笑っててくれ…
それだけで俺は救われる "
" 何言ってんの、ニィだけにそんな事させない
その思いも全部半分こだったら苦しくないよ
ニィがいてくれるから私は私でいられるの "
昔の私たちの姿と重なった
ふと思う
私は……ここにいてもいいの？
自分の居場所は、ここじゃないような気がする
立ち止まった私の手から
繋いでいた2人の手が離れた
蘭｢A？｣
竜胆｢どうした？｣
A｢ううん、なんでもない｣
手を差し伸べる2人に駆け寄って腕に抱きつくと
蘭「Aちゃん？歩きにくいんだけど」
A「こっちの方が好き」
竜胆「あんま可愛いことしてくれんなよ」
放課後はバイクを走らせて
横浜の中華街に連れていってくれた
肉まんを口いっぱいに頬張ってると、
2人は楽しそうに笑った
蘭「竜胆みろ、リスみてぇ」
竜胆「ははっ、んなに欲張んなくても誰も取らねぇから
好きなもんいっぱい食べな」
A「ホント！？じゃああれも食べたい！」
竜胆「はいはい」
2人の側にいたいという私の願いは
ワガママですか…？
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雪(プロフ) - 夏蜜柑さん» ありがとうございます！！ (2022年3月19日 22時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 華さん» もー、皆かっこよすぎて身がもたないです！ (2022年3月19日 21時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - はぁ( ´Д｀)=3もう好き (2022年3月9日 22時) (レス) @page43 id: 00e637f589 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 竜胆〜！！ (2022年2月22日 23時) (レス) @page38 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - うお…蘭ちゃん、りんちゃんがかっこよ… (2022年2月17日 0時) (レス) @page33 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2021年12月10日 20時
