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A｢な…なんでそうなんの？｣
春千夜｢で、どんなやつ？｣
私の言葉をフル無視。
さっきから会話が一方通行すぎて
簡単にハルの流れに持ってかれる
A｢好きっていうか…
なんだろう、
ずっと一緒にいたいって思う人…かなぁ。
私の事を助けてくれるヒーローみたいでね！
かっこよくて、そんでもって可愛い人｣
春千夜｢ヒーローねぇ…
てかそれって、そいつが好きってことじゃねぇの？｣
首を傾げるハルと顔を見合わせて
うーん。と考えた後、つられるように首を傾げた
何度か聞かれたことがある
" 蘭君と竜胆君、どっちと付き合ってるの！？ "
とか
" ねぇ、どっちが好きなの！？"
とか。
多分、ていうか絶対、
私の思う" 好き "と
彼女達の思う" 好き "は違う気がして何も言えなかった
A｢好きってなんだろうね｣
春千夜｢さぁな…｣
面倒くさくなったのか聞きたくないのか
少し不機嫌になったハルは私を置いてバイクに跨る
A｢じゃあ、気をつけてね。｣
ホントはもうちょっと一緒にいたかったけど
そんなワガママ言ってらんないよね
次いつ会えるのかなぁ…と
寂しい気持ちを抱えながら背を向けて歩き出せば
腕を引っ張られた
春千夜｢あ？何言ってんだよ、送る。｣
A｢え！いいよ！電車で帰るから！｣
春千夜｢オマエ1人で帰すかよ。早く乗れ、家どこ？
あの家引っ越したろ？空き家になってた｣
A｢あぁ、言ってなかったね、
今の家は六本木だよ｣
" 六本木 " その言葉を聞いたハルは
春千夜｢はぁ！？
六本木だぁ？テメェ…ふざけてんのか？｣
キレた。
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雪(プロフ) - 夏蜜柑さん» ありがとうございます！！ (2022年3月19日 22時) (
レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 華さん» もー、皆かっこよすぎて身がもたないです！ (2022年3月19日 21時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - はぁ( ´Д｀)=3もう好き (2022年3月9日 22時) (レス) @page43 id: 00e637f589 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 竜胆〜！！ (2022年2月22日 23時) (レス) @page38 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - うお…蘭ちゃん、りんちゃんがかっこよ… (2022年2月17日 0時) (レス) @page33 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2021年12月10日 20時
