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たまにはこーやって
家でダラダラと過ごすのも悪くないけど、流石に飽きてきた


勉強はしたくないし
蘭ちゃんと一緒にお昼寝でもしよっかな...なんて考えてると



竜胆「A、おいで」



ソファーに座って腕を広げる竜ちゃんに迷わず飛びついた。
竜ちゃんオススメのホラー映画を見始めて数十分、
ようやく部屋から出てきた蘭ちゃんが身支度を始めた





A「どうしたの?蘭ちゃん」


蘭「A、
悪ぃけどちょっとだけ留守番頼んでいいか?」


A「え?嫌だけど」


蘭「だよなぁ…どうしよ…」




思っていた通りの返事が返ってきたようで
お困りの蘭ちゃん





竜胆「なんかあんの?」


蘭「大将から幹部集会で呼ばれたんだよ」



その言葉に、ものすごく嫌そうな顔をした




時刻は22:00
こんな時間に呼び出しって
やっぱり不良は住む世界が違うな
その上、幹部様は大変な様です






蘭「A、すぐ帰ってくっから」


A「やっ!!」


蘭「Aーー、」




竜ちゃんにしがみついて2人が出ていくのを阻止する




竜胆「じゃあAも連れてけば?」



蘭「はぁ?あんなむさ苦しい所に
可愛い妹連れ込めってか!?
最低だな、見損なったぞ竜胆」



竜胆「俺らがいんだから大丈夫だろ」



A「そーだそーだ」




こんな時間に家に1人残す方が危ねぇって
2人でブーブー言ってるとついに長男が折れた



蘭「はぁ…ったく仕方ねぇな
A、絶対俺らから離れんなよ。」






バイクに乗って着いた先は、横浜の " 埠頭 "
冷たい風が身体を震わせる







竜胆「Aは大将に会うの初めて?」



A「そーだね。大将は怖い人?」



蘭「そりゃこのチームのトップやってんだ
可愛いはずねぇだろ。」





2人の後ろを着いて歩く
怖い人達を前にしてやっぱ来なきゃよかったなんて…




「なんだぁ?灰谷、女連れてきたのか?」




声のするほうを見れば
なんか、なんか変な髪した人がいて
その人の周りにいた人達がギラついた目で私を見るから
思わず蘭ちゃんと竜ちゃんの服を掴んだ



蘭「妹ー」


竜胆「おい、Aが怖がってんだろ」




立ち止まった先は、大きなコンテナが積まれていて
その上に誰かいた







「遅せぇぞ、蘭」





この声…、





蘭「急に呼び出した大将が悪い」





嘘…でしょ。
でも、見間違うはずない





竜胆「あっ、おい!A!!」







そこには私がずっと探してた








イザナがいた

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(プロフ) - 和凛さん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年10月3日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 朝はパンよりご飯派さん» ありがとうございます! (2022年10月3日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
和凛 - 初めまして!続き頑張ってください。 (2022年8月30日 23時) (レス) @page9 id: aabcab5ba8 (このIDを非表示/違反報告)
朝はパンよりご飯派 - がんばれ!٩( 'ω' )و (2022年8月25日 23時) (レス) @page9 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 華さん» 華さん!こちらこそコメントありがとうございます(๑♡ᴗ♡๑) (2022年6月22日 22時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年5月22日 17時

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