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蘭｢A！！やめろ！｣
A｢なんで止めんの、蘭。｣
黒川イザナ、それに私を狙う集団は
構成員もリーダーも謎に包まれたまま…
蘭と鶴蝶がシめた奴は
直接私を殺そうとしていた
私を庇った竜胆を、あんな目に合わせた張本人だ。
六破羅に潜っていた奴が2人に言った言葉が引っかかった…
｢主犯格がいる。｣
｢俺じゃない｣
｢言われたからやっただけだ｣
あれ、なんでこーなったんだっけ…
蘭と2人で買い物がてら市街を歩いてて
帰ろうとしてたんだ、そしたら…
｢なんだ、黒川A生きてんじゃん｣
｢知らねぇのかよ、灰谷竜胆が助けたんだよ。
後一歩のところまで追い込んだのに余計なことしやがって…｣
そうだ…それから
薄暗い路地裏に連れ込んで、数分でこの有様。
強がってた割に手応えがなかった…
どうせ奴らの下っ端だ
喧嘩なんて " あの日 " 以来、でも体は覚えてた。
高揚したんだ…蘭の声も聞こえなくなるくらい…夢中になってた。
こいつらの絶望した顔…最高だったなぁ
泣いて縋って、血を吐いて、もがいてた。
｢ごめ、なさい…許してください…｣
足元から聞こえる声
血を流しながら必死に地面に頭を擦り付けて願った。
｢助けてください｣と。
こいつらは六破羅を裏切った連中だ。
蘭達が話している内容に聞き耳を立て、
私の居場所を特定し、その情報を流した…
A｢なら言えよ、誰に言われた？｣
｢それは…言えません…｣
｢言ったら…俺達が、殺される……｣
体を震わせ怯える
情けない、オマエらが他人に向けた殺意だろ
A｢あ"？テメェらがどうなろうと知ったことか。｣
早く見つけ出さないと
また、同じ事の繰り返しだ。
なのにこいつらは口が堅い、名前すら聞き出せない
徐々に苛立ちが募り、プツンと糸が切れた。
これ以上はダメだと。
私を止めてくれる "リミッター "はもういない…
他人がどうなろうとどうでもいい
私は大切な人を守るためなら、
そのためなら
たとえ人殺しだって厭わない。
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れもん - この作品を見て、悲しすぎて泣きそうになりました！それくらい、いい話でした！ (11月26日 19時) (
レス) @page30 id: f4d6c117c8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 朝霧さん» ありがとうございます！！そうです！たけみっちのリープでハッピーエンドになりました！夢主はイザナと幸せに暮らしてますよ！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - らな！さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございました！！ (9月2日 9時) (レス) id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 東リベヲタクさん» ありがとうございます！！ (9月2日 9時) (レス) @page30 id: 6789a4b1bf (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっっても面白かったです！最後はたけみっちのリープによって夢主も救われたってことであってますかね！？ (2023年1月14日 0時) (レス) @page30 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年3月20日 23時
