ハリーポッター ◆ ～憐憫のサターン～ (ページ36)

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ボグワーツを離れ、山奥の屋敷。
ブライスガウ家の洋館の様な屋敷。

〜同時刻〜

〜ブライスガウ家〜

山奥の霊峰の丘の上に屋敷を構え鎮座(ちんざ)。ブライスガウ家の洋館に住まう【フィーニス・ブライスガウ】とフィーニスの屋敷しもべ妖精が住んでいる。だが、フィーニスは【純血】の性を酷く濃く受け継ぎ、劣等種の阿鼻叫喚(あびきょうかん)が聴きたい衝動でよく人間を謝る。
【屠る(ほふる)】、自然破壊する人間を掃除すると自負し、フィーニスは姉が純血種の誇りを疎かにする態度が気に食わない。
だが、姉は姉。姉であるが故に相反する存在への恐れ、不気味さの谷現象に悩む。ガチガチなプライドの塊である本質を持つ。

フィーニスはブライスガウ家の屋敷の廊下を練り歩く。

色素が薄く白乏症(アルビノ)と勘違いされる程の白さが目立ち、髪の毛も白さと金髪が2色混雑し、前髪はメッシュ入り。羽毛で作られた精巧なお人形の様だ。服装もニュートラルな雰囲気で中性的、女性が帰着するような服装も纏う。ーーーーしかし、現在は黒色のビロードを纏う。

父親が残した【山の管理】【馬車】【馬】の管理を担保しつつ、スリザリン政権の純血主義の性が表面上すると。

「なぜ！！なぜ僕がこんな古株でどんでも良いようなことをしないといけなんだ。」

そんな男が姉が留守の間は、屋敷の管理人であり、支配人。【版権】すらも持たれるが、姉は版権をフィーニスには与えない。暴走し、暴君になれば人を殺めかねない。

危険人物、危険因子の一端をまだらな世に出し、山の中で住む住民に被害が及びべば、犯罪者扱いにされる。中世時代の【魔女狩り】状態に陥り、振り出しに戻ってしまう。

愛想が良く、人当たりが良い、外面は完璧超人。けど、中身は「スカスカ」なちゃらんぽらんさが否めず、軸が決めきれず、ひどい中傷で立場維持で【貴族】の誇りを保持。

根も歯もない噂、中傷をたらい回しに証言し、屋敷しもべ妖精からは【貴族の立ち振る舞い】を寛大と称される。
【スリザリン政権】と覇権の戦が勃発(ぼっぱつ)中。