ハリーポッター ◆ ～憐憫のサターン～ (ページ22)

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ジョーンは、「横になろう？」と添え、べるをベッドの上で、横にする。横向きに寝る。

すると、ハリーもフレッドに、べるの横のベッドに、降ろされ、ベッドの上に座った。

すると、マダムポンフリーに「またあなたですか？」と小言を言われ、ハリーは「訃報い」と言う。
ハリーは、黙って薬を飲む。薬をかぼちゃジュースと勘違いしたのか。

ハリー「ブーーーーっ」

飲み薬を噴射させる。まるで、噴水のように。フレッドは、「おいおい」と付け足す。マダムポンフリーは、「かぼちゃジュースだと思ったの？」と。シュールなコントを、繰り広げる。けど、分厚いカーテンの間をとって、べるは、静かに目蓋を閉じた。ジョーンもようやく安心したようだ。

ジョーン「(顔色が戻ってきた、よかった)」

さきほどまで、顔色が悪い顔である彼女(べる)。飲み薬と、温かい水を飲み、生き返る感覚を抱いた。飲み込む作業が、命を繋ぐことなんだ。そう、考える部分もある。

べるは目蓋を閉じ、微々たる不規則の呼吸、寝落ちが正しい様子ーーーー。
微々たる程度だが、呼吸が不規則、呼吸困難のようにはならないが、少々体調を回復させることに精を注いだ方が良い。

シャドも、ふうっと溜め息を吐く。一件落着の合図だ。
今日は、保健室にお泊まり、ハリーと夜中おしゃべりが弾むだろうと踏む。
ハリーとべるが、完全に寝静まったのち、ジョーンとフレッド、シャドは自分の寮へ。

ジョーンとフレッドは帰宅の準備、マリー、母親が家に帰宅。帰宅の知らせが袋で届いた。

噂によると、いつも代休直前は、母親ことマリーから「吠えメール」が届かないか、ひやひやらしい。

べるからすれば、届かないような振る舞いをすれば良いと思うが、はっちゃけたい年頃。
これでも、四男、五男らしく、上にまだ2人いるらしい。
大家族の世帯持ち。賑やかな家庭。

べるは、そんな賑やかな家庭にある意味の憧れを抱きながら。
ーーーーー仮眠を取る、目蓋を閉じたであったようだ。

べるとハリーが寝静まったベッドの下、床にぺたぺたと足跡が残る。
足跡の主は「屋敷しもべ妖精」。あの2人がホグワーツに到来している。

透明な姿でホグワーツを巡回中。ダンブルドアが2人の屋敷しもべに見回りを依頼。ホグワーツで代休を過ごす、ハリーとべる、そしてロンだ。

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