プロローグ ６ ページ6
Aside
でも、言われてみればそうだよな。
｢……？｣
私の顔を覗き込む美少女は悪役令嬢の侍女として登場していたシニガミュと言うキャラだし。
si｢大丈夫ですか？｣
｢俺のお嬢様に誰がこんな事をしたんだぁ！｣
このうるさい執事はペイントというキャラだ。凄くうるさいのが特徴のキャラだ、とにかくうるさい。
pi｢本当に具合悪いなら、どこかで休みます？｣
｢いや、こんな場所じゃ、休めないでしょ｣
そして、落ち着いてるクールな護衛はクロノアというダクトに入るのが趣味なキャラだ。
kr｢休憩スペース近くにあったかなぁ……｣
｢や、なんか食べれば直ると思うけど｣
この脳筋はトラゾー。こっちも護衛で筋肉で全てが解決できると思ってるキャラだ。
何故、護衛が二人いるかと言うとパパが過保護すぎるからだ。
tr｢あ、お嬢。あっちに購買ありますよ俺買ってきましょうか？｣
『いや、大丈夫です。もう治ったので』
この四人は私が産まれた時からずっと、一緒にいたいわゆる幼馴染なのだ。そんな幼馴染達に私は今から酷いことをする。
『あのさ……』
｢｢｢｢はい？｣｣｣｣
『私今日から悪役令嬢演じるから、近寄らないでね』
pi｢え、なんで悪役令嬢？お嬢様に一番似合わないじゃ無いですか｣
kr｢そうですよ、それに何の為に悪役令嬢なんか演じるんですか？｣
si｢二人の言う通りですよ！僕らのアメリア様にそんな事して欲しく無いです！｣
tr｢俺も同意見です、わざわざお嬢が悪役令嬢を演じないといけないのか、説明してください｣
『えーと……』
反対されるとは思わなかった、言い訳なんか考えてないし。
『わ、私悪役令嬢に憧れてたの！』
嘘が下手すぎてやばい。
｢｢｢……｣｣｣
si｢なーんだ、それならそうと言ってくださいよぉ｣
あれ、何この反応……？
pi｢お嬢様が悪役令嬢なら、俺らは悪役令嬢の我儘に付き合う役か〜！｣
なんで、ペイントやる気になってるの……？
tr｢じゃ、俺は悪役令嬢の命令で貴族とか暗殺しちゃうのか｣
いや、トラゾーｻﾝ？何言って……
kr｢俺らはお嬢様についてくと決めたから、お嬢様の行きたい所までサポートしますよ｣
……あ、やばい。巻き込みたくないのに。
私は悪役令嬢に付き従う悪役を手に入れてしまった。
あぁ……ここまで来たらやってやる。
『[原作ファンなので
プロローグ終了
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地獄の番人 - 面白れぇじゃん・・・・すみません。とても面白かったです。 (2023年1月23日 20時) (
レス) @page22 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - 好きです！（突然の告白） 応援してます！ お気に入り失礼します((꜆ ˙꒳˙)꜆ﾎﾟﾁ (2023年1月22日 16時) (レス) @page22 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二 | 作成日時：2023年1月15日 19時
