悪役令嬢は安堵する ３ ページ26
Aside
『有り得ないっ！！』
自分の思考に思わず立ち上がって否定する。
ｶﾞｸﾝ
『う"ぁっ……』
その拍子に体勢が崩れて地面に倒れる。
pi｢っ、大丈夫ですか？｣
『ぁ、ペイント……』
今日は用事があるってシニガミュが……
しかも、着いて直ぐに私を支えられる？？
信じたいけど、信じれなくてもどかしい。
pi｢"眠れ"｣
『……ｽｩｰｽｩｰ』
kr｢ペイントは気づいたかもしれないけど、お嬢様の俺達への不信感が強まった｣
pi｢そうですね、なので古代魔法で眠らせましたけど｣
tr｢どうする？旦那様のせいで俺達の魔力は制限されるし｣
si｢あっ！いっそ連れ帰っちゃいますか！？｣
pi｢いや、お嬢様にはまだ俺達を信用してもらわないと｣
tr｢とりあえず、不信感を持った原因のところだけ切り取っとく？｣
kr｢それなんだけど、お嬢様の記憶だけは俺達にも関与できないみたいなんだ｣
si｢え、古代魔法でも無理なんですか？｣
pi｢うん、俺も試したんだけど無理だった｣
・
・
pi｢お嬢様、？｣
『あ、助かった。ありがとう』
si｢さっすが、ペイントさん！帰って来てそうそう大活躍ですね｣
あれ、長い間眠っていたような……
それに何か重要な事を思い出した気が……
記憶が霞みがかったような感覚。でも、まぁ思い出せないと言うことは大した事では無いはず。
tr｢お嬢も気をつけてくださいね｣
『ぅ、ごめ〜ん！』
kr｢学園生活で疲れてるんじゃないですか？｣
『そんなことは無いはずだけど……』
kr｢だめです、休んでください｣
クロノアに無理やり寝かせられる。
si｢おやすみなさい！｣
pi｢おやすみ〜｣
kr｢ゆっくり休んで体調戻してね｣
tr｢また明日｣
まったく、本当に幼馴染達には困ってしまう。
仕事中だというのに主人の娘に敬語で話さないなんて。
これだから、幼馴染には勝てないのだ。
……良かった、やっぱり悪い人なんかじゃない。
私は安心したように眠った。
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地獄の番人 - 面白れぇじゃん・・・・すみません。とても面白かったです。 (2023年1月23日 20時) (
レス) @page22 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - 好きです！（突然の告白） 応援してます！ お気に入り失礼します((꜆ ˙꒳˙)꜆ﾎﾟﾁ (2023年1月22日 16時) (レス) @page22 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二 | 作成日時：2023年1月15日 19時
