悪役令嬢は演じる ９ ページ15
アメリアside
『"
私が詠唱を始めると目の前に小さく黒色の竜巻が現れる。爽やかな風の匂いが微かにする。
『
パパに私は闇魔法と、風魔法が得意と言われた。なので、私は私が出来うる最高の魔法を完成させた。
"あれ"とは闇魔法と風魔法、さらに闇の精霊と風の精霊を呼び出す精霊魔法を組みあわせた魔法だ。
流石、アメリア様の魔力だ。
見たかヒプシュ！ま、ヒュプシュは私の魔法を遥かに上回るんだろうけど。
｢ｯ……あんな魔法初めて見た。というか、あれは果たして魔法なのか！？｣
先生やクラスメイトは驚いている。これがアメリア様の力じゃい！
ci｢的……いや、的を壊してもあの魔法止まっとらん！｣
あれ……やば。ごめんなさーい！！誰か止めてくれ、
｢くっ、誰がこんな魔法放ったねんっ！！｣
私の魔法が誰かの真正面にぶつかろうとした時。私の魔法は消滅した。
もちろん、私は何もしてない、というか制御出来なかったのだから。
では、誰が……そんなの一人しかいない。
｢俺が止めたからいいものの！なんちゅー無謀なことを……｣
皇家騎士団長の息子、シャオロンだ。騎士の息子だと言うのにこのシャオロンは剣ではなくシャベルを使うのだ。
いや、どんなキャラ設定だよ。
sha｢打ったやつ、前出て来いやっ！！｣
……えっとー、猛烈に行きたくない。
sha｢ま、見てたからわかるんやけどな！アメリア？｣
『ひっ……』
バレてた、泣くよ私。てか、初対面で馴れ馴れしすぎだろ……
｢シャオロン？？それは俺の役目で、お前はさっさと教室戻れ！！｣
sha｢うげっ……嫌なやつに見つかってもうた。じゃ、帰るとするか｣
そう言ってシャオロンはグラウンドから去っていった。
なんとか助かった？
｢ホッとしてる所悪いけど……アメリアが膨大な魔力を持っているのは知ってる。だけど、さっきみたいに安定しない魔力の使い方をすると制御が出来なくなる。わかるな？｣
『はい……』
｢今後、気をつけるように｣
『申し訳ありません』
今回は調子に乗った私が悪かった。シャオロンがいなければどうなっていたか分からないし。
アメリア様の名に恥をかかせてしまった……
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地獄の番人 - 面白れぇじゃん・・・・すみません。とても面白かったです。 (2023年1月23日 20時) (
レス) @page22 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - 好きです！（突然の告白） 応援してます！ お気に入り失礼します((꜆ ˙꒳˙)꜆ﾎﾟﾁ (2023年1月22日 16時) (レス) @page22 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二 | 作成日時：2023年1月15日 19時
