悪役令嬢は演じる ４ ページ10
アメリアside
そんな二人に参ったヒュプシュはとうとう涙を零した。
hp｢ｩ…ｳｩ……｣
可愛い子が泣いているというのに助けてやれない私が憎い。
いや、でもアメリア様に酷い仕打ちしたんだ、そうだ、落ち着こう。
ほら、そこの攻略対象者の二人、助けたげなよ。
仕方ない、私が一肌脱ぐとするか。
『何を泣いているの？そんな事してる暇があったら、魔法学園生として、礼儀作法の勉強でもしたら？』
よし、悪口ではない。あくまで、泣いてないで勉強しな？と、諭しただから。
いや、なんで私がヒュプシュをサポートしなきゃいけんのだ！攻略対象者でやってくれよ！
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
教室の扉が空いた。
そしてそこには攻略対象者の皇子がいた。
gr｢何故特待生が泣いている？アメリア、お前の仕業か？｣
ま、そーなりますよねぇ。
『いいえ？私は何もしておりませんよ』
gr｢では、他に誰がいるというんだ｣
『この方が勝手に転んで泣いているだけですわ』
おぉ！私、今めっちゃ悪役令嬢っぽい！
gr｢ほぅ？そんな言い訳が通じると？｣
『紛れも無い事実ですもの』
ホントにこのヒロインドジでさ、何もしてないのに転んだんだよね。
gr｢お前がそこまで言うなら信じるとするか｣
な、なんですと！？いや、信じんなよ！
hp｢あ、あのグルッペン様ッ……｣
｢皇子の名前を許可なく口にするなんて何事や？｣
あぁ！！トントンだっ！この人すっごく
tn｢これやから平民は……｣
皇子とは違って平民を蔑んでるんだけど、ヒロインと関わっていくうちに偏見も無くなるんだよね。最初は結構態度きついけど、好感度上げるとデレデレになるんだよなぁ。
gr｢そこの特待生、いくら平民だといってもある程度の常識は兼ね備えておくんだな｣
hp｢っ……｣
syp｢そういえば、皇子はなんで一学年のクラスに？｣
さっきまで黙ってた奴、急に話し出すな！ヒロイン泣いたの半分お前のせいだからな！
gr｢一年の教師が体調不良で休みらしく、先輩である俺たちが代わりを務めるようにと言われてな｣
ci｢ほぇー｣
そう言ってるお前にも責任あるんだからな！？
tn｢そういう訳やから。一年の奴らは全員席つけ〜｣
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地獄の番人 - 面白れぇじゃん・・・・すみません。とても面白かったです。 (2023年1月23日 20時) (
レス) @page22 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
漆紫-urushi-(プロフ) - 好きです！（突然の告白） 応援してます！ お気に入り失礼します((꜆ ˙꒳˙)꜆ﾎﾟﾁ (2023年1月22日 16時) (レス) @page22 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二 | 作成日時：2023年1月15日 19時
