主人公更生計画

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アルコールの独特の匂いが鼻を刺す。
白い天井、白いカーテン。
目を覚ましたのは白が広がる空間。
匂いから察するにココは医務室だろう。

カーテンの向こう側から話し声が聞こえる。
…聞き慣れた声。

「…龍也…林檎…？」

会話の内容までは知らないけど、
二人がいるのはわかる。

カーテンの隙間から龍也達のいる方へと出る。

林「Aちゃん…大丈夫？」
「…何とか…」
龍「…熱は…無いな。」

龍也は私の額と自分の額を合わせ、熱を計る。

…わざわざ屈まなくても良いじゃない。
そこまで身長低くないわ。

「…何故ココにいるの？」

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