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ガチャと重い扉を開けて
やってきたのは立ち入り禁止の屋上
女子からカッターを奪って来た以来
ここに足は踏み入れてなかった
お弁当を片手にズカズカとベンチの方に歩いていく湧くん
そんな姿もなにか愛おしく感じる
元木｢なに？｣
｢あ、いや……｣
元木｢気になるから何も無いは無しで｣
ニヤニヤしながらベンチに座る彼の元へ歩くと
言わなきゃいけないような気がしてくる
元木｢言ってみ？｣
｢……なんか
好きだなぁっておもってさ｣
自分が言ったことに恥ずかしくなって
下を向いたけど返答がなくてすぐに顔を上げる
気になるからといった本人は
私に背を向けていて表情が分からない
｢湧くん……？｣
元木｢……生きてて良かった。俺もお前も｣
｢え？｣
いつもみたいにお調子者の笑顔で
私の方へ駆け寄りぎゅっと抱きつかれる
｢……っ！
ここ、学校だよ！｣
元木｢いいじゃん？誰もいねーし｣
恥ずかしくて彼の胸に顔を填めてみる
元木｢A｣
名前を呼ばれて無視はできるはずなくて
顔を上げると
なにか温かいものが口に触れる
それに気づいた瞬間、体温が一気に上昇した
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蒼波(プロフ) - 青花さん» そう言っていただけて光栄です！ありがとうございますっ！ (2020年8月22日 17時) (
レス) id: 418d75a379 (このIDを非表示/違反報告)
青花(プロフ) - コメント失礼します┏○ﾍﾟｺｯもしよろしければ、anotherstoryを書いて頂きたいです!!ここまで凄く楽しく読まさせて頂きました!!これからも、頑張ればって下さい!! (2020年8月22日 17時) (レス) id: c3c19e78ef (このIDを非表示/違反報告)
蒼波(プロフ) - 檜元さん» ご意見ありがとうございます！ (2020年8月22日 15時) (レス) id: 418d75a379 (このIDを非表示/違反報告)
檜元 - 少年忍者設定がいいです！ (2020年8月22日 8時) (レス) id: ba321bf77c (このIDを非表示/違反報告)
蒼波(プロフ) - みいさん» ご意見ありがとうございます (2020年8月21日 23時) (レス) id: 418d75a379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼波
| 作成日時：2020年8月11日 22時
