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俺の好きな人、浜崎さん。いつも本を読んでいて髪が長いからみんな顔はよく知らない、と思う。そうであってくれ。
目はパッチリしていて笑うとふにゃ、として可愛い。１回だけ同じ委員会になった時喋ったら笑ってくれた。彼女が笑ったらその場が色とりどりに輝いて見えた。
嗚呼、これがきっと恋なんだな。
ストン、と自分の中に落ちた感情。
｢おい間抜けっ面｣
素敵な回想は頭の衝撃で強制終了された。振り向いて見るとやっぱりという言葉が相応しい。永田だ。
｢お前、いつも浜崎さんのこと見てんな｣
｢…見てねぇし｣
｢今一瞬や、って否定しそうだったろ｣
図星すぎて何も言えなくなる。いつも見ている、ということ。あと否定する最初の文字や、ってしそうだったこと。
｢確かに可愛いもんな｣
｢…は？｣
｢怖っ…男に睨まれる趣味ねぇんだけど｣
｢俺だってねぇよ｣
｢浜崎さんの可愛さを知られてるとは！ってか｣
さっきよりか図星すぎて辛い。しかも当てられたくないやつ。顔が自分でも分かるほどカッと赤くなる。
｢お前まじでピュアだな、ピュア田かよ｣
｢それお前にも使えるからな｣
｢俺がピュアだとでも？｣
｢確かにお前がピュアとかお前じゃねぇな｣
｢泣く｣
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きるあ(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2017年12月8日 15時) (
レス) id: 66ce974704 (このIDを非表示/違反報告)
くとうてん(プロフ) - らいふさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです〜！これからも頑張ります！ (2017年11月26日 10時) (レス) id: 0d4d98a529 (このIDを非表示/違反報告)
らいふ - 凄く綺麗な文章だと思いました。 お話自体も面白くてキュンキュンしました。 更新、頑張って下さい。 (2017年11月26日 2時) (レス) id: 378f2d202e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くとうてん | 作成日時：2017年8月30日 10時
