墓場2 ページ3
「？うん、そうだよ。おれだよ」
なんでそんなこと聞くの？と続ける目の前の彼。
ましてやその顔はとても綺麗な笑顔をしている。
『ね、ねぇ！ここはどこ？色芭がここに閉じ込めたの！？』
鎖に繋がれている私を見ても顔色一つ変えない色芭。
もう答えは分かっているようなもの。
それでも違うよって返ってくることを信じて問いかける。
でも、
色芭は嬉しそうに笑いながら私の希望をいとも容易く裏切った。
「そう。おれがAのことをここに連れてきて閉じ込めたんだよ。ここはおれの家だよ」
『う、嘘だよね？だっていつも学校で仲良くしてくれたじゃないっ！なんでっ！？』
「……？何を勘違いしてるの？おれはAのことが好きだからここに閉じ込めたんだよ？」
『…え？』
「Aのこと、大好きだよ？隣にいるだけでおれを優しい気持ちにしてくれてあたたかくなる」
「でも、だからこそ誰にも渡したくない。おれのそばにいて欲しい。Aだってそうでしょ？学校とか行かなくてもいいでしょ？おれのそばにいれたらいいよね？」
恐怖と悲しみで立ってられなくなる。
私は床に座り込んだ。
幸せそうに大好きだと、優しい気持ちになると言ったあと、
何処か虚ろな目で誰にも渡したくない、私もそうだろうと同意を求めてくる色芭。
…少し前なら。
ほんの数時間前までなら私は色芭に私も同じ気持ちだと返せたと思う。
なぜなら私は色芭が好きだったから。
でも、今の私が同意するはずもなく。
恐怖に支配された私の口を突いて出た言葉は
『…狂ってる』
だった。
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ハウスダスト(プロフ) - 愁暗さん» マジか(笑)ありがと(笑)ツッキーがイケメン過ぎて暴れるよな(笑)ボードいくわ。 (2018年2月17日 12時) (
レス) id: 089602fd5c (このIDを非表示/違反報告)
愁暗(プロフ) - ハウスダストさん» ツッキー好きよ！あ、知ってるw前に見たよ！ww (2018年2月17日 12時) (レス) id: 4748186126 (このIDを非表示/違反報告)
ハウスダスト(プロフ) - 愁暗さん» おう！頑張れ！愁暗って月島好き？やったら「転校生の彼女。【月島蛍】」って作品(私のww)読んでみてくれへん？多分面白いから！(笑) (2018年2月17日 11時) (レス) id: 089602fd5c (このIDを非表示/違反報告)
愁暗(プロフ) - ハウスダストさん» あ、本当ですか！嬉しい（笑）これから頑張って更新してくよー！ (2018年2月17日 10時) (レス) id: 4748186126 (このIDを非表示/違反報告)
ハウスダスト(プロフ) - お久しぶりだね〜！結構楽しみに待ってた♪受験でしんどいと思うけど頑張れ！！！ (2018年2月17日 10時) (レス) id: 089602fd5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁暗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/k2002528141
作成日時：2017年11月3日 19時
