教育係が姿を消した ページ30
乱歩「ねえねえねえ!!!」
諭吉「・・・・落ち着け」
乱歩「Aさんいなくなっちゃったってどいうこと!?!?!?」
諭吉「・・・」
乱歩がこうなるのも無理はない
いよいよ探偵社始動だというときに
[いきなり姿を消すこととなり申し訳ありません。
これからの武装探偵社の活躍を楽しみにしております。
どうか、体にお気をつけて決して無理はしないように]
という書置きを残して
彼女は姿を消してしまったのだ
諭吉はすべて知っていた
彼女がどうして姿を消したのか
彼女がどれだけこの探偵社の未来を楽しみにしていたか
彼女が姿を消す前日にすべてを彼女から聞いていた
乱歩「社長、何かしってるんでしょ」
諭吉「・・・・」
だが、これは乱歩には言うなと彼女から口止めされていた
嘘をついても乱歩にはすぐにばれてしまう
諭吉「とにかく、探偵社は予定通り明後日より始動する」
乱歩も諭吉から何かを察したのだろう
それ以上彼女のことを口にするのはやめた
諭吉「明日面接に来るものが二人いる」
乱歩「社長が言ってた、入社試験するの?」
諭吉「もちろんだ」
________
あれから十数年、
彼女は戻ってきた
その理由は福沢にも乱歩にもわからない__
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作者名:ほわ | 作成日時:2016年9月20日 17時