推しのためなら私頑張るわ。2

73話ここにいればいい ページ38

順平「僕達は…どうしたらいいんでしょうか…。」

順平は心配そうに言った

無理もない

私もここに転生した時は怖かった

急に1人になったんだから

五条「んー。ここにいなよ！悠仁だって1人で寂しいだろうから2人がいてくれたら嬉しいよ」

七海「そうですね。虎杖くんは大丈夫でしょうか？」

悠仁「え！？全然全然！俺は話し相手出来てちょー嬉しい！」

みんなは私達を歓迎してくれていた

順平「…！」

A「大丈夫だよ順平、ここには順平の敵はいないから安心して。」

うんうん、と頷きながら順平はポロポロと涙を流した。

悠仁「順平？！大丈夫か？どこか痛かったり…」

順平「大丈夫だよ…ただ、嬉しくて」

良かった

第1ラウンドクリアだ…

私はみんなが賑やかになっている間に

部屋から離れた

A「はぁ…」

疲れたな

順平…

なんか、いつの間にか呼び捨てになってたけど

傷ついてなかったら大丈夫だよね。

五条「あーいたいた！逃げちゃったのかと思ったよ」

にやにやしながら私の隣に座った

A「逃げませんよ。私だって居場所がないんですから…」

私は下を向いた

五条「あのさー？質問なだけどいいかな？」

A「…はい。」

五条「君、ここの人間じゃないでしょ？」

A「!!」

私は目を丸くして五条を見た

五条「んー？転生者？って言うのかな。」

五条は私をじっと見つめた

やべぇ

さすが最強

なんでも分かる

A「なんでそんな事言うんですか？」

五条「だって、魂が3つもあるのっておかしいでしょ。」

そんな事まで見えてんのかよ！

その目で下着の色とかも見えそうだな

五条「今また、失礼な事思ったでしょ」

A「い、いえ」

くそぉ隠し事が出来ねぇ

A「…」

五条「…まぁ、言いたくないなら良いけどその代わり僕のお嫁さんになってね♡」

A「意味わからないんで、土に埋まってくれませんか？」

五条「ひっどぉーい！」

なんだ？

…なんか、優しいな

いつもなら

話すまでここにいるもん！ぷんぷんって言うのに

珍しい

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